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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

「予言」数話

2019年10月01日(Tue) 04:46:30

「予言」をテーマに、いくつかのお話を小話ふうにまとめてみました。


第一話 ストッキングの丈が変わる。

「あんたの穿いているストッキングはきょうじゅうに、ひざから下までずり落ちる。」

なんて不吉な予言だろうかと、貴和子は思った。
けれども予言は現実となった。
他ならぬ、予言者の手によって。
引き裂かれたストッキングはひざ下丈までずり落ちて、犯される貴和子の足かせになった。
貴和子もまた、真新しいストッキングを破かれる行為に熱中した。

夫までもが、
妻のストッキングがハイソックスと同じ丈にまで破れてずり落ちて、
足許にふやけたようになってまとわりつくのを、昂りながら見届けた。

ストッキングとともに、自家の礼節まで喪われた。。
虚ろになった頭で貴和子は嘆いたが、かくべつ不幸だとは感じなかった。
貴和子の夫も、不幸だとは感じなかった。

あとがき
半脱ぎにされたり破かれたりしたストッキングをひざ下までずり降ろされながら、セックスに耽る女性。
見ごたえのあるアイテムだと思います。^^


第二話 婚前婚

「きみはぼくと結ばれるまえに、3回くらい結婚するんじゃないかな。」

レイジさんは私と婚約したのに、どうしてそんなことを言うのだろうかと、私は思った。
けれども、本当にレイジさんの言うとおりになった。
挙式の前夜、私は3人の男に犯されたのだ。
一人はレイジさんの親友、
一人はレイジさんのお兄さん、
そして最初に私を抑えつけて処女を奪ったのは、あろうことかレイジさんのお父さんだった。
そして、すべてはレイジさんの仕組んだことだった。
新婚そうそう、私は情夫を3人も抱える女になっていた。

あとがき
自分の花嫁を前もって身内の男と共有する風習というのが、土地によっては存在したみたいです。
実際の風習はもっと荒っぽくて女性の側の意思を無視したものもあり、近年禁止された――みたいな話も時々ききます。
そうそう、このお話はあくまでもフィクションですよ。^^;


第三話 ぼくの彼女を狙った男。

「きみの彼女を、きみの意思に反して犯したりなんかしないから。
 それに彼女は俺なんかより、きみを結婚相手に選ぶはすだから。」

彼のしてくれた約束は、意外な形で守られた。
その晩犯されたのは、ぼくのほうだった。
女として犯されたぼくはすっかり目覚めてしまい、
この凄い逸物を、彼女にも体験させてやりたくなっていた。
彼はぼくの手引きで彼女を犯し、彼女は彼の○ニスに夢中になった。
それでも彼女はぼくを選んだ。
そして、ぼくの妻のまま、彼との逢瀬を重ねていった。
(23:49 0:26 一部改訂)

あとがき
たしかに、意思に反してはいないようです。^^;
オチになったようであまりオチていないように感じるのは、
このオチがこの世界では、わりとありがちなパターンだからでしょうか。


第四話 おとこ妻。

幼なじみのケンイチが、ぼくのことを侮辱した。
お前は全く、女みたいなやつだなと。
きっと、一生オレの言うことを聞くんだろうなと。
その言葉は、現実になった。

ぼくは途中から女子生徒として学校に通うようになって、
そのケのあったケンイチは、ぼくを女として好きになり、二人は結婚した。
今夜もぼくは彼の言うなりになって、
高校生のころの女子の制服を着て、男言葉を使いながら愛し抜かれてゆく。
(23:57)

あとがき
いままで描いたなかで、いちばんオチたような気がします。(^^)



第五話 旧家の息子

「きみの嫁さんは、きっと僕の子を孕むよ。
 きみん家(ち)の子は、近親相姦しちゃうんじゃないかな?」

村いちばんの旧家に生まれた彼は、だれに向かってもそんなことをいった。
もちろんだれもが憤慨したり呆れたりした。
でも、憤慨した人も呆れたやつも、一人残らずおしなべて、精力絶倫な彼に、嫁を寝取られた。
しまいには、どこの家にもたいがい一人は彼の胤の子どもがいて、
その子が好きになった相手も、実の父親は彼だったりした。

知る知らないはともかくも。
兄妹婚や姉弟婚をするとのが、そこらじゅうにあふれ返った。
だれもが近親婚をしていたから、だれもが近しく交わり合った。
村じゅう和やかに、仲良く暮らした。
(0:12)


あとがき
かなり不公平な風習?
でもよく読むと、”彼”がすべてを得ることができたのは、旧家の生まれだからというよりは、その精力のほうに原因があったみたいです。


第六話 家族を狙われた男

きみのご家族を、犯したい。
妻や娘を見る彼の目つきは、ひどく物欲しげにみえた。
妻も娘も警戒して、わたしももちろん二人を彼から遠ざけた。
きみのご家族を犯したい。
そう言い続けて彼がモノにしたのは、五十を過ぎたわたしの母だった。
(0:16)

あとがき
あまりオチにはなっていないでしょうか?
いや、うまくオチてるはずなんですがねぇ。
母親を味方につけてしまえば、あとはなんでもアリとかに、なったりはしませんかねぇ?(笑)

お話のあとにところどころ入っている数字は、描き終えた時刻です。
あまりにも次から次へとお話が浮かぶので、頻度を記録しておきたくて入れてみました。
PCを閉じた後、寝床のなかでケータイで紡いでは、送信していました。
そして今、こんな時間に目が覚めちゃってます。
よく眠れない夜です・・・
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ハイソックス男子の呟き。
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吸血鬼を受け容れた街の記録。

コメント

この度は
殿方の予言ばかり続きましたね

実は柏木様の世界
女性の予言のお話もあちこちに見受けられるように
思われるのは気のせいでしょうか

by 加納 祥子
URL
2019-10-02 水 08:21:34
編集
祥子さん
言われて初めて気がつきました。
たしかに、すべて男性の予言ですね。

個人的には、女性の方が男性よりも強い霊感が宿るという先入観を持っています。

女性の予言が的中するお話・・・
とっさに思い浮かばないのですが、かねてから抱いているそうしたイメージに教えられて、そんなお話も描いているような気がします。

けれども、ちょっと探してみても、ぱっと出てまいりません。
もしもお目にとまりましたら、教えてくださいね。
(^^ゞ
by 柏木
URL
2019-10-02 水 23:07:23
編集

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