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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

妻の不倫のあと始末。

2019年11月05日(Tue) 07:55:13

妻からラインが届いた。
いわく、「これから吸血鬼さんのところへ、献血に行ってきますね♪あなたは早く寝ててw」
やれやれ、今夜も朝帰りのつもりらしい。
「うちに招べばいいのに」
と言ってやったら、
「だってあなた、明日お勤めあるのに眠れなくなっちゃうじゃない」
と返してよこした。

部屋のあと始末をしなければならないのも、ネックになってるらしい。
なにしろ彼を招ぶと、じゅうたんに血はしたたる、シーツには大量の精液・・・と、
拭き取る手間ひまがかかること、おびただしい。
「それは俺が引き受けるから」
と、あるときお人好しにも、妻の情事のあと始末をしたわたし――

柱に撥ねた血。
床にくゆらいでいる血だまり。
精液がべっとりと着いたまま脱ぎ捨てられた、スカート、スリップ、ショーツ・・・
そうしたものをひとつひとつ拭い取ったり、片づけたり。
妻の秘密を隠匿する手伝いをするということは、
妻の不倫の共犯になるということ。
ひとつひとつの作業にマゾヒスティックな歓びが重なって、熱がこもってゆく。

「でもあなた、雑だからw」
妻はわたしを揶揄してやまない。
そう、半年ほど前のことだった。
拭い忘れた精液まじりの血潮をふすまの隅に発見したのは、たまたまわが家を訪れた母だった。
妻の整理整頓のできなさとかをやんわりと指摘しに来る母を、妻は苦手としていたが、
「和彦さん、これは何!?」
と口にする母に、妻もわたしも凍りついた。
解決してくれたのは、”彼”だった。
「電話するのを忘れた」という母からの連絡は、到着のわずか5分前。
わたしを目の前にして、妻は”彼”との行為の真っ最中。
たいがいのことは苦も無くやってのけるはずの吸血鬼でも、脱出は不可能なタイミングだった。

精液を裏地に塗りたくられたスカートを着けて妻は母を出迎えて、
わたしは”彼”を、奥深いクローゼットに押し隠す。
「あなたたち、いったいなにをしていたの!?」
詰問する声が怯えた悲鳴にとって代わるのに、数分とかからなかった。

息子のまえですっかりイカされて――
いまや母までも、吸血鬼にとってなくてはならないセックス・パートナーのひとりになっている。

妻からのラインが、もう一度鳴った。
「お母さまがお見えになってるw あのひとに抱かれてひーひー言わされちゃってるw あなたも来る?楽しいよww」
明日の仕事も忘れて腰を浮かせかけたわたしに、さらに追い打ちがきた。
「あのひとの家だけど、あと始末はあなたにしてもらうわね♪」

あり合わせのタオルをカバンに詰める手から、ぶるぶると震えが消えない。
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