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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

ライン。

2020年01月07日(Tue) 07:55:56

婚約者を伴っての里帰り。
吸血鬼の幼なじみに襲われた彼女は、その場でラインを交換してつながった。
現代はとても便利だ・・・と、のんきなことを考えてしまった、不覚なわたし――

わたしは実家に泊り、彼女はひとりホテルに泊まる。
何しろここは、都会から遠く離れた土地だから。
ホテルのロビーで彼女と別れてすぐ、ラインが鳴った。
ヤツからだった。
「彼女が俺と密会したがってる。夜這いをしても好い?^^」
好いわけがない――そう返答しようとした手の指がとまる。
いったいいつの間に、彼女はヤツと連絡を取ったのか?
それともヤツの嘘なのか?
逡巡する間もなく、彼女からのラインが入る。
「今夜、さっきの方に誘われました。私の血を吸いたいと仰るの。お逢いしても良いですか?もしOKなら、心細いので一緒にいてほしいです」
「きみは血を吸われても平気なの?」
「あなたの街の風習ですよね」「大丈夫です」
わたしはひと呼吸置いてから、レスを入れる――
「彼を連れてきみの部屋へ行きます」

いったい、どういう夜になるのだろう・・・?
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どちらの意図で・・・?

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