FC2ブログ

妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

義父母を交えての乱倫

2020年05月15日(Fri) 11:23:14

母娘で、肩を並べて犯されていた。
もっとも――女性の意思に反して交わりを遂げられてしまうことを「犯される」というのであれば、
娘のほうは、必ずしもそうではなかった。
娘は人妻で、娘が相手をしている男は、実の父親だった。
母親のほうは、傍らで獣と化した夫と同じくらい危険で兇悪な吸血鬼を相手にしていた。
娘は父親との近親相姦を、積極的に腰を振って愉悦していたが、
母親はまだ新婚初夜の花嫁のように動きもぎこちなく、戸惑いながら相手の欲求に応じ続けていた。
けれども手練れな吸血鬼が貞淑な年配妻を飼いならすのに、さほどの時間はかからなかった。
そして、「犯されている」はずの母親のほうもまた、頬を赤らめながら、ためらいながらも腰を振り始めていった。


「パパは昔からあたしのこと、犯したがってるの♪」
夫婦のベッドのなかで、妻のさと子が囁いた言葉は、
まるで毒液のように夫の幸雄の耳朶を染め、胸の裡をどす黒く染めていった。

「こんどのお誕生日のプレゼントは、あ・た・し♪」
実家の電話口に出た父親に娘はそう囁いて、
父親の胸の裡をも、同じ色で塗り替えていった。
「代わりにね、ママに恋をさせてあげようよ♪」
愛娘の悪だくみに、父親は即座に協力すると確約した。

娘の婚家に現れた夫婦を初めて目にした吸血鬼は、丁寧な会釈を交し合ったあと、娘夫婦に耳打ちをした。
「さいしょの一発めをだんなに見せるのは良くない」
と。
「貞淑で生真面目なおかみさんだ。しんけんに抵抗するだろう」
「だからいいんじゃない♪」
あくまで能天気に言い寄る女を、吸血鬼はいつになく気難しい顔つきで遮った。
「本気の抵抗って、見ていて面白くはないものだぜ」
あくまで、実地を知っている者らしい発言に、娘も娘婿も服従の頷きを返してゆく。

娘が父親を誘って散歩に連れ出し、
よそ行きのスーツを連れ込んだ納屋の藁にまみれさせているとき。
貸し出された夫婦の寝室では、貞淑な年配妻の貞操喪失劇が、どたばたとくり広げられていた。
介添え役の娘婿だけが、固唾を呑んで隣室から覗き見して、すべてを見届けた。
引き裂かれたワンピースに、吊り紐を断たれたスリップ。
そのすき間から覗く、意外に若々しい柔肌。
肩になだれかかる乱れ髪が、黒々と蛇のようにしなやかに、豊かな乳房をユサッと撫でた。
永年守りつづけてきた操を不当に汚された貴婦人は、ぼう然としてあらぬ方を見つめていた。


情事のあとは、 喉が渇くものだ。
「お義母さん、お疲れさまでした。さあどうぞ」
そういって飲み物をすすめるはずが、じっさいにあてがったのは、気付け薬だった。
はっとわれに返ると、姑は呟くような小声でいった。
「幸雄さん、私、なにをされてしまったの?」
目許はまだ、戸惑いに充ちている。
なるべく早く、落ち着かせることが肝要だった。
「お義母さんは、恋をなすったのですよ」
「恋!?」
生来の生真面目さを取り戻しかけて、姑が娘婿のほうを振り返り、そして初めて娘婿が女の姿をしていることに気がついた。
「ゆ、幸雄さん、どうなさったの!?」
「情事のあとは、喉が渇くものです。彼にも飲み物をあてがわないと」
幸雄はゆうゆうと、肩まで伸びた地毛を見せびらかすようにそよがせながら、吸血鬼のほうへと歩み寄った。
そして、さっきふたりが乱れたベッドに腰を下ろすと、吸血鬼に肩を抱かれながら、いった。
「この方は、美人しか襲わないんですよ」

ふたりの首のつけ根には、くっきりと咬み痕がつけられている。
姑の菊代と、娘婿の幸雄。
ふたりながら同じ部位に同じ痕をつけられてしまうと、菊代はあきらめがついたようだった。
身づくろいをしなければならない――菊代が腰を浮かしかけると、幸雄が言った。
「だいじょうぶですよ。お義父さんはまだまだかかります。今夜はもう、戻らないかも」
幸雄は、永年ご執心の女を手に入れた男が朝帰りになることを、手短に姑に告げた。
「ですからお義母さんも、朝まで恋に励んだらよろしいでしょう」
「あなたはそれでよろしいの!?」
ふたたびベッドに組み敷かれてゆく菊代に、娘婿はいった。
「お義父さんにさと子さんを渡すのは、親孝行だと思っていますよ。
 そしてお義母さんに恋人をつくってさしあげるのも、やはり親孝行――」
娘婿に抑えつけられた腕を振りほどくことができないままに、
菊代は歯を食いしばって男の唇を拒み、それでも否応なく、夫以外の雄の匂いを喉の奥へと流し込まれ、むせ返っていた。


あくる朝、朝帰りした父娘を、菊代と幸雄は何食わぬ顔で出迎えた。
娘の着ていったよそ行きのスーツに藁がたくさん付いているのを菊代がわざと見逃すのを、
男たちは含み笑いをして見過ごした。
その次の夜のことだった。
母娘が2人ながら、肩を並べて組み敷かれたのは。


「アッ!なにをなさいます!?」
やって来た吸血鬼は、菊代を見るなりいきなり羽交い絞めにして、リビングのじゅうたんの上に転がした。
「識らない仲でもあるまいに――ご主人がおられると恥ずかしいのかね?」
救いを求めるようなまなざしは、あっさりと裏切られた。
「菊代、おとなしくしなさい」
「こ・・・今夜は・・・結婚記念日なのよッ」
泣き悶える菊代の細腕を、夫は力任せに抑えつけた。
「吸血鬼さん、さあどうぞ。自慢の家内です。気の済むまで愉しんでください」
「あああ、あなたあッ!」
年配妻の悲鳴の上に、吸血鬼の淫らな欲望が覆いかぶさった。

長年連れ添った女房が往生するのを見届けると、義父は愛娘と目交ぜをする。
「パパ、よろしくね♪」
母親とは裏腹に娘は自分から、体を開いていった。
「お義父さんは、さすがに男らしいですね」
妻を寝取られながらも、幸雄は義父の精力の強さに驚嘆するしかなかった。
この恥知らずな年配男は、最愛の妻の貞操を気前よく提供した見返りに、
娘のうら若い肉体を自由にする権利を、娘婿の目の前で堂々と行使したのだった。


「お祖母ちゃん、すごいね。あんなに激しく腰振っちゃって、明日起きられるのかな」
「夢中になってるときに、明日の心配なんかしないものだろ」
女ふたりのプロ顔負けな男あしらいを隣室から覗き見しながら。
幸雄はワンピース姿の達也を引き寄せて、
達也は父親の言うなりになって、重ね合わされてくる唇を、けんめいに吸い返していた。


数日後。
情事の数々を重ねて、菊代夫妻は都会に戻っていった。
お土産は、菊代の”初夜”のときに隠し撮りをした、ビデオテープ。
「コピーを取ってありますからね」
吸血鬼は菊代に聞こえるように、彼女の夫をわざとらしく脅迫した。
脅迫された夫は、
「だいじょうぶ、我が家の恥は内聞に願いますからね」
と、にんまり笑い返してゆく。
ビデオの内容は、物を投げたり、引っ掻いたり・・・
実に初々しい内容だった。
なによりも。
菊代が貞操を守り抜くために最後まで生真面目な抵抗をしたことを、証明する内容でもあった。
夫は妻の忠実さに満足し、これからはその義務をあの男に限って解除すると妻に告げた。
永年忠実で貞淑だった妻も、女に返って愉しみはじめた――
ビデオを最後まで観て、実感したからだ。
あの夜、さいごにベッドを離れる時の菊代の眼差しはひやりと冷めていて、
口許にはしたたかな充足感が漂っていた。

「菊は、季節を問わず咲くものですな」
永年遊び慣れた年配男の言い草は、妻を犯された後も悠々としていた。
前の記事
放送の途中ですが(まだ続ける気らしいw) ~ブログ拍手をいただきました~
次の記事
夫婦の寝物語。

コメント

コメントの投稿

(N)
(B)
(M)
(U)
(T)
(P)
(C)
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
http://aoi18.blog37.fc2.com/tb.php/3958-096bc9f0