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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

姑凌辱。

2020年05月27日(Wed) 09:31:33

広いリビングの壁際に、きちんとした洋装の婦人二名が、二人の吸血鬼に迫られていた。
間島達也(14)の母さと子(40)と、その姑・間島柳子(63)の二人である。
柳子の前には、いつもの吸血鬼が。
さと子の前には、彼の兄が。
兄弟で、嫁と姑に迫っているのだ。

すでにこの光景が家庭内に受け入れられてしまっているのは、
リビングの二面を鍵の手に仕切る廊下に、
さと子の夫で柳子の息子である幸雄(42)・さと子の息子である達也(14)の両名が
息をひそめていることからも、それと知れる。

「な、なにをなさるんです・・・っ」
初めて咬まれてからまだ日も浅い柳子は、
気位の高そうな整った面差しに恐怖と嫌悪の色を泛べ、
自身と、自身の嫁との前に立ちふさがる吸血鬼たちに、
気丈にも制止の声をあげた。
けれどもそのきつく眉を顰め批難の色をありありとよぎらせた頬のすぐ真下には、
赤黒い咬み痕がくっきりと泛んでいて、
彼女がいちどは彼の欲望に屈してしまった明らかな証拠となっていた。

「奥さん、もうよくご存じでしょう・・・?」
眼の前に立ちふさがる吸血鬼が、自らがつけたその咬み痕に、
彼女にわかるようにあからさまな視線を送りつつ、
余裕たっぷりに柳子をたしなめる。
「御婦人がたの熟れた生き血で、からからに乾いた喉を潤していただきたくて、こちらに伺ったのですよ」
なれなれしく肩に回された腕を一度は振り払ったものの、
もう一度巻きつけられた猿臂は、柳子夫人を捩じ上げるように密着してきて、
もう振り放すことはできなかった。

「あ、あなたは幸雄の取引先の社長さんでしょう!?」
なんとか相手の理性を取り戻させようと、吸血鬼と息子との関係性に訴えかけたが、
化けの皮を自ら剥いだ吸血鬼には、痛くもかゆくもなかった。
「先日初めて口にした貴女の血が、忘れられない――」
男はそう言うと、女との距離をさらに詰め、鶴のように細い首すじに、無遠慮な唇を圧しつけていった。
「ああッ!」
女の絶叫とともに、薄茶のスーツ姿の彼女の肩先に、赤黒い血潮が撥ねた。

ちゅうっ・・・ちゅうっ・・・ちゅうっ・・・
露骨にあがる吸血の音に、柳子は鼻白んだ。
圧しつけられてくる男の頭を抑え、なんとか引き離そうともがいたが、
もがけばもがくほど、男の牙は皮膚の奥へと刺し込まれていった。
「ああああああっ・・・」
目を瞑り、白い歯をみせ、女はもだえ苦しむ。

その様子を傍らから見やっていた嫁のさと子が、姑に声をかけた。
「お義母さま。平気よ。いっそのこと、慣れてしまえば良いんだわ」
「あ、あなたは・・・っ。幸雄の嫁ではありませんか!?それがあのようにふしだらな・・・ッ」
痛みをこらえつつ抗弁する姑の切羽詰まった口調とは裏腹に、
嫁のほうは、ごくおだやかなたしなめ口調になっていた。
「いっしょに堕ちましょ、お義母さま♪」
若いさと子のほうはなんの抵抗もなく情夫の兄の牙を受け容れると、
白のブラウスの胸に惜しげもなく、自身の体内をめぐるバラ色の液体を、撥ねかせてしまっている。

ああああああああ・・・
ふた色のうめきが徐々に弱まり、肩を並べた二対の洋服姿は
抑えつけられた壁に沿うようにして、姿勢を崩していった。


「うまく撮れているか?」
「バッチリだよ、パパ」
父親は正面から。
息子は横合いから。
ひそめた声を交し合う。
手ブレしないように三脚に立てたカメラのファインダー越しに、
嫁と姑が吸血鬼相手に気前よく血液を振る舞うありさまを見守り、昂ってゆく。

ずるずると姿勢を崩した二個の洋服姿は、
スカートからひざ小僧をあらわにし、
ギュッと閉じていた両ひざを割られていって、
さと子の穿いている黒のストッキングも、
柳子が脚に通した肌色のストッキングも、
じわじわと舌で辱められながら、剥ぎ降ろされていった――

達也の化粧はこのごろ、だいぶ板についてきた。
母親の服での女装姿も、たいそう似合っていた。
幸雄は達也を引き寄せると、達也は拒もうともせず、
ワンピースのすそから侵入した卑猥な掌のまさぐりに、早くも股間をゆだねてしまっている。

リビングでは、獲物を取り替え合っての凌辱行為が。
廊下では、父子相姦の変態行為が。
いつ果てるともなく、続いてゆく――


間島家の変態的な日常に、姑の柳子が巻き込まれてしまったのは、ごく最近のことだった。
発端は、嫁であるさと子からの提案だった。
さと子は、自分の母親の貞操をつい先日、
吸血鬼の凌辱に惜しげもなくゆだねてしまったのであるから、
もうどっぷりと浸かり切っているといって、過言ではなかった。

さいしょはどこの主婦も、吸血鬼と情交するなど、気の進もうはずはない。
まさに生命がけの恋になってしまうからだ。
けれども、都会で暮らすことができなくなって流れ着いたこの街で、
ほかならぬ夫の手引きで手際よく咬まれ、犯され、堕とされてしまうと、
彼女は夫ともども、情夫たちの最良の協力者となっていた。
本来人妻の婚外恋愛に対して、
最も過敏にしてかつ非協力的な立場をとるべきはずの夫が、
最愛の妻であるはずの彼女の貞操を吸血鬼どもに貪り食わせてしまったことに、
彼女は女として感謝していた。
そして、同じ女としての歓びを、実母だけではなく姑とも分かち合いたいと思った。
姑という存在は、夫以上に、嫁のふしだらに対して、
実に過敏にしてかつ非協力的な立場をとるべき存在だったためである。

街は、慢性的な血液不足に陥っていた。
50代までの女性で自ら血液の提供を希望するものは、ひととおり「総なめ」状態だった。
彼らの牙にかかった女性の大概は、
吸血鬼と恋に落ちるか、
夫によって貞操もろともプレゼントされてしまうか、
先に牙にかかった息子や娘の身代わりとなるべく辱めを忍ぶかした者たちだった。
案外そうした息子や娘はいち早く吸血鬼にたぶらかされていて、
母親が決然と身代わりを申し出るよう仕向けたりしているのであったが。

彼らは血液提供者――つまり自分たちの仲間――を増やすのに、躍起となっていた。
あるものは隣町の知人を”輪”のなかに引き入れようとし、
あるものは勤務先に、理解のある夫婦者の転入を打診しようとした。
そのような中、さと子が実母を血液提供者の仲間に引き入れようと考えたのは、
街の雰囲気としてごく自然な成り行きだった。
そして、さらにさと子が姑を血液提供者の仲間に加えようと企てたものまた、
この歪んだ家庭の雰囲気としてごく自然な成り行きだった。

「うちからもう一人、年増の美人をお仲間に加えるの。万事私が取り仕切るけど、よろしいわよね?」
さと子は実母を吸血鬼に紹介したときと同じように
夫の実母を彼らに凌辱させてしまうことを提案したが、
幸雄は自身の母親が生け贄に選ばれることを、望みこそすれ拒もうとはしなかったのだ。
「けど、父さんが気の毒だな――」
唯一、長年連れ添った妻を寝取られることに対する父親への同情も、
「いざとなったら、あたしが相手してあげる♪」
という妻の言い草に、なんなく遮られてしまうのだった。

折しも、近隣での会合に招ばれた母の柳子が、久しぶりに息子と嫁の顔を見たいから・・・と連絡してきたとき、
たまたまアポイントなしで知人が訪ねてきたていを繕って、幸雄は吸血鬼を家にあげた。
この不埒な客人は、きっと母の血を気に入るだろう、と、幸雄はおもった。
なにしろ、幸雄やその息子の達也の血を、彼はたいそう気に入っているのだから――
初対面のご婦人に対する吸血鬼は、いつものように礼儀正しく振る舞って、
たちまち堅物の賢婦人として知られた柳子の警戒心を解いた。
それから、彼女をひと目見るなり幸雄を物陰に呼んで、いった。
「最初の一発めは、だんなさんは御覧にならないほうが良いよ」

幸雄は、彼のアドバイスにはつねに従うことにしていたので、
吸血鬼に言われるままに、幸雄は用を思い出したと曖昧な口実を告げると、
母を招んだ自宅から逃げるように立ち去った。
そのわずか数分後、息子の立ち去ったリビングで、
どたばたと派手な物音があがって、
その物音の熄(や)んだとき――
間島柳子六十三歳は吸血されたうえ、たっぷりと犯された。
夫しか識らない身体に吸血鬼は満足を覚え、なん度もなん度も彼女を愛し抜いて、
とどめを刺すように激しい十三回目の吶喊で、柳子はぐったりと力を抜いた。
令夫人が夫以外の男に心を許すまで、じつに十二回もの挿入に耐えたのだ。

「すごいわあ、お義母さま」
さと子が賞讃の声をあげた。
「私、ほんの数回でイッちゃったのに」
吸血鬼は自分の情婦となった人妻があげる嬌声を横っ面で聞きながら、
嫁のふしだらすぎる言い草に姑が腹を立てるのを感じた。
この生真面目な女は、こうなるまでにじたばたと悪あがきをくり返し、
腕を突っ張り身体を捻じ曲げ、さんざん抵抗をつづけたのだ。
突っ張った腕をへし折るように胸を合わせ、
スカートを着けたままの細腰に自分の腰を狂ったように沈み込ませ、
12回もの恥ずかしい想いをして、やっとその気になったのだ。
この貞淑な令夫人の抵抗が凄まじいものであり、
お人好しな息子が目の当たりにするものではないという予想は的中したのだ。
そして、抵抗が激しければ激しいほど、勝ち得たものの貴さを実感することができるのだった。
さらに、これほどまでに激しく抵抗するような女は、
却ってそのぶんふつうの人妻よりもずっと従順になるものだと確信していた。

一泊の予定だった柳子は、着替えをあまり携えていなかった。
だから吸血鬼は、その首すじを狙うときも、
襟首に血が撥ねないようにと入念に咬んで、生き血を啜った。
貞操観念の強いご婦人を襲うときにいつもそうするように、
着衣のまま手際よくことを果たしてしまうと、
あまりのことにぼう然自失したスーツ姿にまたがって、
己の勝利を確かめるように、なん度もなん度も挿入行為を繰り返した。
あまりにも手際よく犯されてしまったので、
自分の身になにが起こっているのかを自覚するより早く、快感を覚え込まされてしまったのだ。

こと果ててしまうと、われに返った婦人が最も気にするのは、自身の身づくろいだった。
わが身に起こった出来事を、帰宅後に夫に悟られてはならない。
柳子の懸念をいち早く察した吸血鬼は、彼女を姿見の前に連れてゆき、
襟首から離れたところにつけられた咬み痕が、血浸しになっていないこと、
着崩れしたスーツが、血も汗も体液にも浸されていないことを指摘してやった。
帰宅してきた息子までもが、白い歯をみせて、母に訊いた。
「良かったでしょ?」
思わず頷いてしまってから恥じらう姑を前に、嫁は初めてこのひとと仲良くなれると実感した。

そのあとの柳子は、じつに賢明に振る舞った。
持ち前の冷静さを取り戻すと、だれもが不幸せにならない道を正しく選択したのだ。
今夜のことは内密にする。
さしあたって、夫には告げない。
嫁の不貞も許す。息子の意思なのだから、尊重する。
自分自身との関係はこれ以上勘弁してほしいが、
どうしてもと請われるのであれば、この家限りでの内密のこととする条件で、応じる――

彼女はこの件について息子が一枚かんでいると悟ると、何食わぬ顔で帰宅した息子に向かって、
「婦人の貞節というものを軽く考えてはならない」
と、型通りの訓戒を与えたうえで、
「けれども母さんに限っては、きょうの貴方の配慮を、悦んで・・・ではないけれど、受け容れる」
と約束した。
吸血鬼と仲良く暮らすことで、だれも死なずに済むというこの街の仕組みを理解すると、
私も時々血を差し上げに伺いますと告げて、吸血鬼を欣(よろこ)ばせた。

柳子は吸血鬼と和解すると、なにも知らずに自宅で待つ夫に電話をかけて、
一泊の予定だったが、少しゆっくりしてきますと伝えていた。
座布団の上に正座しながら電話を掛ける姿を、
吸血鬼は
「行儀の良いご婦人だ」
と称賛した。
自分の勝ち得た獲物が貴婦人であることはとても悦ばしいといって、
実母の貞操を差し出した夫を悦ばせた。

着衣のまま人を襲うことを好む吸血鬼のため、
柳子は着用してきた千鳥格子の柄のスーツと、持参した薄茶色のスーツとを代わる代わる身に着けて、
惜しげもなく情夫の体液に浸し抜いた。
目ざめてしまった歓びに戸惑いながらも、柳子は破倫の渦にわが身をゆだね、狂っていった。

若返った柳子が、夫のために永年守り抜いた貞操を惜しげもなくかなぐり捨てて、息遣い荒く振る舞うありさまに、
息子の幸雄はもちろん、孫の達也までもが昂っていたのは、いうまでもない。
いつも威厳あふれるお祖母さまが、女になってる――
達也はむしろ、祖母に対する畏怖が親しみに変わるのを感じていた。

嫁の服を借りて帰ってゆく姑を送り出すとき、さと子は言った。
「またいらしてね」
「エエよろこんで」
おうむ返しに応えた姑は、息子の結婚以来初めて、嫁と声を合わせて笑った。
そしてその誘い通り、
柳子は律儀にも、よそ行きのスーツを用意のうえ、息子の家を再訪した。
そのときのありさまが、冒頭のくだりである。



「お義母さま、だいじょうぶ?」
口では姑を労わりながら、さと子は同じ歓びを共にしたものの目になっている。
「お夕飯の支度を――」
言いかけた姑の口を封ずるように、さと子はいった。
「お義母さまの手を煩わせるわけには参りませんわ。そちらは私が受け持ちますから、お義母さまは引き続き・・・」
あとはウフフと笑いでごまかして、さと子はいままでになく軽い足取りで台所にむかった。

「~♪」
鼻歌交じりに家事にいそしむ台所まで、物音は十分に届いた。
真っ暗になったリビングでは、女としては一人取り残された柳子が、着崩れしたスーツ姿のまま、
吸血鬼、その兄、息子の幸雄、孫の達也までもに囲まれて、
四人の男がのしかかり代わる代わる性欲を吐き散らしてゆくのを、相手にしていった。

数時間前まで夫とともにいたときから身に着けていたスーツの存在が、
さいしょのうちこそ彼女の理性を苦しめたけれど。
ストッキングごしに舐め着けられる舌や、
ブラウス越しに荒々しく揉み込まれる掌や、
ブラジャーのストラップを無造作に断ち切る尖った爪や、
複数同時に素肌のうえを這いまわる唇たちが、彼女の理性を蕩かしていった。

「御飯ですよ~♪」
嫁の明るい声が頭上に響いた時。
柳子はまだ、ストッキングを片方だけ穿いたまま、
息子のなん回目めかの吶喊を、しっかりと受け止めている最中だった。



≪街の広報誌から≫
血液提供者の対象年齢拡大へ  献血者の負担緩和狙う

二十四日、市は吸血鬼有効政策の一環として、血液提供者の対象年齢を拡大すると発表した。
従来のガイドラインでは、十代から五十代の男女を吸血の対象としていたが、六十代男女のうち健康な者も含める。
実施は即日。

中高生の血液提供者を持つ家庭では、
その両親が子女の体力負担軽減を願って血液提供を希望するなど、
家族単位での浸透がさかんであるが、
既婚女性に対する吸血行為が性行為を伴うケースも報告されており、
「嫁の乱倫行為に発展しかねない」との声がその親世代からあがっていた。

反面、「息子夫婦が正常な夫婦関係を維持させたい」との希望から、
進んで血液提供を希望する初老の夫婦もおり、
市の決定を待たずにガイドラインを越えた年齢の男女が自発的に血液の提供に応じたケースも報告されている。

―街の声ー
「姑に黙ってもらうにはいい機会だと思います」
そう語るのは、間島聡子さん(仮名)。
聡子さんは昨年市に転入後すぐに、夫である幸夫さん(同)のすすめられて、
幸夫さんと親しい関係にある吸血鬼に血液の提供を始めた。
「一回に吸われる量が多くて、日中もくらくらする日がありましたけれど、
 事情を知った母が父を説得して血液を提供してくれることになってから、
 体がだいぶ楽になりました」
聡子さんと吸血鬼との親密な関係を夫の幸夫さんは承知しているが、
「最近、主人のお母さまが感づきだしたみたいで・・・ちょっとはらはらしてるんです」
幸夫さんの母・龍子さん(同)は近々同家を訪問する予定。
良き嫁である聡子さんは今、姑を堕とすためのシナリオ創りに余念がない。


5月27日9:31構想 6月1日20:44加筆・あっぷ
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