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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

【寓話】この妻売ります

2020年08月06日(Thu) 08:11:53

吸血鬼が一人の人妻を襲って犯し、モノにしてしまった。
人妻の肉体に吸血鬼はいたく満足したが、自分一人でモノにしてしまうにはもったいないと感じた。
それで、一晩一万円で、密かにその人妻を売りに出した。
人妻は吸血鬼にぞっこんになっていたので、彼の小遣い銭稼ぎによろこんで協力した。

人妻にはすぐに買い手がついた。
最初の晩は、ほかでもない彼女の夫だった。
その次の晩も、ほかでもない彼女の夫だった。
その次の晩も、ほかでもない彼女の夫だった。
人妻の夫は名誉を重んじる人で、なおかつ妻を愛していた。

吸血鬼は頭を抱えて夫の前に現れると謝罪して、二度とこのようなことはしないと誓った。
夫は、「なんでも良いからもう、二度とわたしの前に現れないでほしい」と、吸血鬼にいった。
吸血鬼は夫の言い分を守って、
人妻を売りに出すことはしなくなったし、
二度と彼の前に現れることはしなかったけれど、
人妻とは気が合ったので、その後も逢いつづけた。

夫がおめでたくも裏の事情に疎く、妻を守り通したことに満足したか、
ふたりの仲を知りながら知らん顔をして許したのかは、不明である。
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コメント

 おはようございます。

 筆の進みが早いですね^^
相変わらず、7月分と併せながら読んでいます。

NTR派としては、夫はふたりの仲を知りながら知らん顔をして許した!に1票かな。
by ゆい
URL
2020-08-09 日 04:59:32
編集
ゆい 様
ずばり。
私も貴女と同じほうに、一票です!
by 柏木
URL
2020-08-10 月 23:03:56
編集

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