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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

クリーニング店シリーズ(紹介)

2021年03月28日(Sun) 22:29:15

「喪服の女」以降は、予想外にさくさく描けてしまった連作です。
さいしょは単発もののつもりだったのですが、
不景気な顔つきをしたクリーニング店の奥さんが、舞台回しをしてくれました。

このシリーズには、三人の吸血鬼が登場します。
一人は、喪服の女とその娘のピンクのスーツの若妻を吸った吸血鬼。
もう一人は、クリーニング店の奥さんを吸った吸血鬼。
さいごの一人は、クリーニング店の店主。
この人は、自分の奥さんを吸った吸血鬼によって、半吸血鬼にされてしまった という設定です。

吸血鬼たちの人物設定はあまり濃くなかったような気がします。
どちらかというと、同じ吸血鬼でも人間から半吸血鬼になったクリーニング店の親父さんが、一番濃いかな。

吸われる側はいちように、濃いかもしれませんね。
娘の身代わりにと吸血鬼の相手を務めながら、欲望に溺れてしまう未亡人。
母親の負担を減らそうとして街に戻ってくる娘夫婦は、どちらが主導していたのでしょうか。
案外ご主人のほうも、奥さんを襲われることをよしとしているような気がします。(直接的には登場しませんが)
クリーニング店の奥さんは、舞台回しを務める一方で、自分自身も襲われてしまいます。
そして、木島母娘をこの世界に引きずり込む片棒もかついでいます。
木島夫人は、なに不自由ない良いとこの奥さん。
娘も賢くて、たぶん可愛い。
なのに、一人でクリーニング店にお使いに行く大胆さももってしまう。
大人の入口を覗き込みたい少女が、闇の世界に引きずり込まれて、いっぺんに大人になってしまいます。
木島氏は少し、一話と二話に出てくる若いご主人と、キャラがかぶるかもしれません。
さいごに登場するクリーニング店の坊やも、父親が処女をゲットした少女を嫁に欲しがるという、
かなりМな性格の持ち主です。

このシリーズは、吸血鬼がむしろ黒子で、襲われる側のほうが濃いという意味で、描いている本人も楽しめるシリーズでした。
・・・というか、被害者が濃いのはいつものこと??

続きが浮かべば、また描きますので、期待しないでお待ちください。
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レトロな喫茶店の女
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クリーニング店の息子。

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