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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

白いハイソックスの同級生

2022年09月10日(Sat) 00:58:09

はじめに
これも、煮詰まってしまったお話です。^^;
やはり、そのまま捨ててしまうのももったいないので、あっぷしてみます。
おひまなときにどうぞ。^^


京子さんが真っ白なハイソックスに包まれた脛を大またに、こちらに向かって駈けてくる。
背後からは吸血鬼が迫っていた。
夕べ、ボクの血を吸い取った男だった。
一夜にして身体じゅうの血を舐め尽くされてしまったボクは半吸血鬼となって、いまは隠れて徘徊する身。
でも、京子はボクのそんな境遇を、まだ知らなかった――

セーラー服の両肩に、吸血鬼の掌が伸び、やつの体重が等分にかかった。
ボクの時と同じだった。
そのあとすぐに引き倒されて首すじを咬まれ、あとはされたい放題にされてしまった――
京子さんもきっと、同じ目に遭ってしまうのだ。

なのになぜか、ボクはドキドキと、乏しくなった血液を身体じゅうに駆け巡らせて――昂奮をおぼえている。
恥ずべき昂奮だった。
ボクの血を吸い尽くした吸血鬼は、ボクを家まで案内させて、迎えに出てきた母さんのことまで、咬んでしまった。
半ズボンの下に履いていたハイソックスをぞんぶんにいたぶったその男は、
それだけでは飽き足らずに、母さんの穿いているパンティ・ストッキングまでも愉しみたいとせがんだのだ。

肌色のパンストを咬み破られながら吸血される母さんの姿に、ボクはやはり昂奮を覚えて、
穿いていた半ズボンのなか、勢いよく射精してしまっていた。
やつはきっと、京子さんの履いている真っ白なハイソックスにも欲情して、おなじ狼藉をはたらく魂胆に違いない。
なのにボクはもう、自分の彼女がセーラー服姿を泥まみれにされながら辱められてゆく光景を想像して、
すでに半ズボンのなかが窮屈になるくらい、怒張をエスカレートさせてしまっている。
恥ずべき昂奮だ。忌むべき昂ぶりだ――
ボクはそう呟きながらも、いま現実に校庭の泥のうえに引き倒されてゆく京子さんの姿に、目をくぎ付けにしてしまっていた。

「やめてっ!ああッ!」
魂ぎるような悲鳴があがったが、周囲にはだれもいなかった。
男は構わず、京子さんを抱き寄せて、首すじを咬んだ。
強烈な一撃だった。
セーラー服の肩先に赤いしずくが撥ねて、真っ白な半そでと、紺色の襟に走る白のラインをまだらにした。
やつは京子さんのショートカットの黒髪を慣れた手つきで掻きのけると、
飢えた唇を健康そうに陽灼けした首すじにぴったりと吸いつける。

ちゅうっ。

折り目正しく着こなされたセーラー服姿から、十四歳の処女の血潮が啜り取られる――
ここまで音が、響いてきた。それがぼくの鼓膜を、淫らにくすぐった。

ちゅちゅちゅっ・・・

そそられる音だった。
ボクの彼女が生命の源泉をむしり取られ、14歳の健康な血液を奪い取られてゆく光景なのに――
空っぽになった血管をただズキズキと昂らせ、胸を妖しくわななかせてしまっていた。
美味しそうな血――
そんな想いが激しく去来して、ボクはわれ知らず起ちあがっていた。

植え込みから身を起して憑かれたように突き進んできたボクを見上げると、吸血鬼はいった。
「お前の彼女の血は、旨い」と。
「そう言ってもらえて、嬉しいよ」
目を丸くしている京子さんをまえに、ボクは嬉し気に、そう答えてしまっている。
うふふふふふっ。
吸血鬼は満足そうに目を細めると、ふたたび京子さんの首すじにつけた傷口を吸った。
「ああッ――」
彼女は白目を剥いて、仰け反った。

ムズムズと疼く唇をこらえかねたように開くと、ボクは自分でも予想しない言葉を口走っていた。
「ボクにも・・・分けて・・・」
「良いだろう」
吸血鬼は気前よく、京子さんの身体をボクのほうへともたれかけさせた。
ショートの黒髪がユサッと揺れて、汗ばんだ体温がずっしりとした手ごたえといっしょになだれ込んできた。
首すじには、むざんな咬み痕がふたつ、並んでつけられていた。
恋人に対するむざんな仕打ちを呪うゆとりもないままに、
血がたらたらと流れ出る咬み痕に、わななく唇を圧しつけていった――
恥ずべき渇きが、ボクを支配してしまっていた。

渇いた唇を、ねっとりとした血潮が生温かく浸す。
黒い衝動のままに、ボクは京子さんの血を、喉を鳴らして飲みつづけた。

「タカシくん・・・?タカシ・・・!?」
京子さんはかすかに身じろぎをして、顔をあげた。
ほとんど同時にボクも、吸いつけていた首すじから顔をあげた。
「えっ・・・?えっ・・・?タカシくんまで、あたしの血を吸ってるのっ!?」
我にかえった京子さんは声を尖らせて、それから腕を突っ張って、傷口を吸おうとするボクを拒もうとした。
ボクは彼女の腕を取り除けて、なおも血を吸い、また吸った。
恋人同士のせめぎ合いを、やつはじいっと見ているだけで、どちらにも加勢しようとはしなかった。

立ち去ってゆく吸血鬼の背中を横目に、ボクは京子さんのことを強く抱きすくめて、
生前には果たせなかった接吻を、淫らに遂げてしまっている。
泥濘にまみれた制服姿のうえにのしかかって、真っ白なハイソックスのふくらはぎに唇を吸いつけて、
白のハイソックスが真っ赤に染まるまで、京子の生き血に酔いしれてしまっていた。
初恋の女を獲物にするチャンスを与えてくれた吸血鬼に、心の底から感謝をしながら、
生え初めた牙を恋人の血潮に染めて、生気にあふれたピンク色の素肌を、淫らに染め変えていったのだった。


一週間後。
ボクは吸血鬼の邸へと、京子さんを伴っていた。
並んで歩く制服姿のスカートの下。
きょうも真っ白なハイソックスのふくらはぎが、大またに歩みを進めてゆく。
先週母さんのパンティ・ストッキングを咬み破った、あの恥知らずな唇が。
京子さんのハイソックスを愉しみ尽くしてしまうありさまを想像して、ボクはズボンの中身を張りつめさせてしまっている。

これから訪問する年配の男が、自分の血液を得たいと願っていると知りながら。
「ぜひ、お連れして♪」と、彼女は手を合わせ、つま先立ちして、願っていた。
淡い嫉妬がボクの胸を刺し、いびつな焔(ほむら)をかきたてるけれど。
ボクの血液を存分に吸い取ってその身に脈打たせている彼のため、
たいせつな恋人の血を、もう一度愉しませてあげたくて、
ボクは京子さんを伴って、吸血鬼の邸を訪問する。

「どうぞ、お好きになさってくださいね」
ためらいもなく揃えて差し伸ばされたふくらはぎに、
やつは目の色を変えてむしゃぶりついていったけれど。
ボクは自分の生き血を吸い尽くされたときと同じように惜しげもなく、京子さんの脚を咬ませていった。
キリッと装われた白のハイソックスの足許に、恥知らずなよだれをなすりつけられて、
整然と流れる太目のリブをいびつによじれさせてゆきながら、ずり降ろされてゆくのを見せつけられて、
嫉妬と妖しい昂ぶりとで、干からびた血管をゾクゾクと慄(ふる)わせていた。

捧げ抜いた血潮の量が度を越して、気絶してしまった少女が、静かに瞼を閉ざした下で、
首すじにつけた傷口に舌をふるいつけてゆく吸血鬼が、
穢れを知らない彼女の血潮を淫らに変えてしまうのは、きっと時間の問題――
けれどもきっと、ボクは、彼の誘惑を妨げようとはしないだろう。
むしろ。
真っ白なハイソックスの両脚が放恣に開かれた、濃紺のプリーツスカートの奥、
未来の花嫁の純潔が汚辱にまみれてしまうのを、
目を見張って見届けてしまうだろう。
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