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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

母さんとのデート。

2022年09月29日(Thu) 22:01:51

ボクの青春時代の話をしよう。
高校入学まえに、ボクは初めて女の身体を識った。
相手は母さんだった。
母さんは、ボクを最初に欲情に誘った女――

まだ小学校高学年のころ。
急に気分が悪くなって学校を早引けしたときに。
父さんと母さんの部屋から、妙なうなり声が漏れてきた。
二人が部屋のなかで、子供たちに決して見せないようにして、仲良くしているのは。
子ども心に知っていたけれど。
そのときの相手は、父さんじゃなかった。
母さんが嫁入り前に伯父さんに犯されて純潔を捧げてしまってから、ずうっと伯父さんの情婦(おんな)だということを、
ボクはまだ知らなかったのだ。

いつもの見慣れた花柄のワンピースのすそから覗いた太ももは、
肌色のストッキングの光沢を、毒々しいほどつややかによぎらせていて。
ボクは具合が悪くなったのさえ忘れて、いちぶしじゅうを見守ってしまっていた。
それ以来。
愛する人を直接愛することはもちろんのこととして、
愛する人が別のだれかに愛されるのを視て欲情する歓びを、
網膜の隅々にまで、覚え込んでしまっていた。

ボクが初めて女の身体を識ったのは、それからそう遠くない時期のことだった。
父さんの目を盗んでは、父さんと母さんの部屋のなかで、
息をはずませ合って、太ももを擦り合わせ合って、
片や愛液を力まかせに注ぎ込み、
片やまき散らされる愛液を、恥を忘れて口に含んだ。

父さんにバレたのは、とうぜんのなりゆきだった。
もちろん叱られたし、監視の目も厳しくなったけど。
人目を忍んで逢いつづける男女のことを、防ぐ手立てがないことがわかると、
父さんは潔く自分の負けを認めて、
高校の入学祝にと、母さんとの付き合いを認めてくれるようになっていた。
ボクはその晩、父さんに平身低頭してお礼をいって、
そのまま母さんをわが物顔に横抱きにすると、
勉強部屋へと引きずり込んでしまっていた。
その晩初めて母さんは、ボクの部屋で夜を明かしたのだった。

青春だった。
無軌道きわまりない、青春だった。

きょうも母さんは、家から抜け出してきて、
学校をさぼったボクとの待ち合わせの公園に姿を現した。
「タヅくん(ボクの名前は田鶴夫)、待った?」
母さんはボクの気に入りの紅色のスーツに身を包んで、ふっくらとした笑みを投げかけてきた。
「待ったよ――あそこがパンパン」
ボクの言い草に母さんは華やかに笑うと、
「じゃあ、早く行こう、ホテル」
と、ボクを促した。
「なんなら、ここでも良いんだよ?」
ボクが意地悪く笑うと、母さんはさすがにうろたえて、
「駄目、駄目、皆さんにバレちゃうでしょ」
と、いった。
もうとっくに――ボクたち母子の仲は、周りのものも、いや街じゅうでうわさになってしまっているのを、
母さんはまだわかっていないのだろうか?

「さっ、行きましょ」
スックと立った立ち姿は凛としていて、惚れ惚れするほど美しい。
紅色のタイトスカートのすそから覗く太ももが、肌色のパンストを淡くテカらせていた。
ボクは欲情を我慢できずに、母さんの手首を邪険につかんだ。
「アッ、何するの!?」
いなやはなかった。
ボクは母さんを公園の植え込みの向こうへと引きずり込んで、
煽情的に揺らぐひざ上丈のタイトスカートを強引にたくし上げていた。

・・・・・・っ。
・・・・・・っ!

「ガーターストッキング、いいよね・・・」
放心して大の字になった芝生のうえ。
軽々とした真っ白な雲が、深い青空のうえにぽっかりと浮いていた。
「穿いたままできるからね」
母さんがこたえた。
股ぐらからむしり取った黒のショーツが、まだ指先に絡みついている。
ショーツには、女の湿り気で、しとどに濡れていた。
口許に持って行って、臭いを嗅ぎ、ゆっくりと口に含む。
「こら、やめなさいよ」
口をとがらせる母さんをけだるげにあしらって、ボクはしばしの間、その行為に熱中した。

「帰るわよ、父さんももうじき帰ってくるし」
「じゃあ、急いで帰らないと」
ボクは聞き分けよく起き上がると、いっしょに起き上がった母さんのスーツに着いた枯れ草を、払ってやった。
「案外物分かりが良いのね」
とうそぶく母さんに、ボクはこたえた――
「父さんだって、母さんの穿いているパンストを他の男に破かれるの視たがると思うから・・・さ」
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