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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

悪友の吸血鬼の毒牙にかかった婚約者の話

2023年01月30日(Mon) 04:06:11

はぁはぁ・・・
ふぅふぅ・・・
物陰から隠れて視ているボク。
その前で、ひと組の男女が、切なげな吐息を交わし合っている。
男のほうは、幼馴染の良作。生まれついての吸血鬼だ。
女のほうは、隣町に住むOLの初美さん。
なによりも。
初美さんはボクとの結婚を、控えていた。
親の決めた結婚相手だった。

良作が初美さんを見初めたのは、ボクが彼女を紹介するために、彼の家に連れて行ったときのこと。
良作の家は、ボクにとっては本家すじに当たり、いつもそうするのが慣わしだと聞かされていた。
ピンクのスーツ姿の初美さんが礼儀正しくお辞儀をして、辞去をつたえると。
直登はもう少し、ゆっくりしていけよと、彼はいった。
しかしそれは――とボクが腰を浮かしかけると。
直登さん大事な話があるって仰っていたわよね?と、初美さんのほうから気をきかせて、
先に失礼しますわと言って、座を起っていった。

ふたりきりになると。
良作は案の定、ボクに囁いた。
いい娘だな。きっと美味い血をもっているに違いない。
よければ味見させてくれ。オレがきみの未来の花嫁の身持ちを、確かめてやるよ。
本家には逆らえないしきたりで、結婚相手になる初美さんを連れてくるときっとそうなると、ボクは予期していた。
けれどももう、どうすることもできなかった。
母は良作の父に、嫁入り前に血を吸われていた。
姉も良作の叔父に、やはり女学校の入学祝いにと、血を吸われるようになっていた。
避けては通れない道なのだ。

処女の生き血を好む一族だった。
だから、嫁入り前の女たちは本家の者たちに自由に襲わせて、彼らの好物を気前よく振舞う――それが父の考えだった。
ボクは黙って肯くと、良作を行かせてやった。
今から出かければ、ちょうど人けのない丘のあたりで、初美さんに追いつくに違いなかった。
ボクが二人に追いついたとき。
良作はちょうど初美さんの前に立ちふさがって、強く強く抱きすくめたところだった。
こちらに背中を向けたまま、初美さんは首すじを咬まれた。
ジャケットにかすかに血が撥ねるのが、遠目にみえた。
初美さんは抵抗もままならず、ひたすら血を吸われつづけた。
そして、ひとしきり吸血されると、あっけないほどかんたんにくたりと姿勢を崩して、良作の腕に細身の身体をゆだね切っていた。

丘のてっぺんには大きな樹が植わっていて、その傍らには古びたベンチがあった。
ここでなん人もの少女が、良作の毒牙にかかり、このベンチに腰かけていた。

同級生の幸太郎の彼女は、下校途中を襲われて、
制服のプリーツスカートのすその下にかがみ込まれて、
白のハイソックスを真っ赤に染めながら14歳の生き血を吸い取られた。

従兄の志郎の婚約者は、勤め帰りのスーツ姿を襲われて、
肌色のパンストを見る影もなく咬み破られながら、
22歳のうら若い血潮を愉しまれていった。

ボクの未来の花嫁である初美さんも、その例外ではなく――
ピンクのスーツのスカートのすそを撥ね上げられて、
グレーのストッキングに包まれた太ももを、好餌にされてゆく。

裂き散らされた淡いナイロン生地が、まるでレイプのあとのように、彼女の足許にまつわりついた。

「視るのは良いが、手は出すな」
良作はボクに命じた。ボクは彼の言うとおり、すべてを遠くから見守っていた。
ボクの花嫁は、穢れなき処女の生き血を惜しげもなく吸い取らせて、若い吸血鬼の旺盛な食欲を満たしていった――

その日から。
良作と初美さんの密会が始まった。
婚約はごく儀礼的なものだった。
大人しくて真面目なボクを、初美さんは決して嫌ってはいなかったと思うけれど、深く愛されているという自覚もボクにはなかった。
人目を忍んで逢いつづける二人は、いつか吸血鬼と血液提供者の関係を越えようとしていた。
ふたりの交際が実りを結び始めてゆくのを、そ知らぬ顔をしながらも、ボクは胸わななかせて見守っていた。

初美さんの首すじには、だれの目にも明らかな吸血の痕跡が、どす黒い痣となって刻印されていたけれど。
だれもがそれを、あからさまに口にすることはなかった。
ボクがその密会の証しに気づいていることを、初美さんは薄々察していたけれど。
きょうは良作さんとお約束があるのといって、ボクとのデートを彼女が婉曲に断るのを、
ボクはやっぱり、胸を妖しく搔きむしられながらも承諾を与えてしまっていた。

結婚前なのにがんばるなあ――職場の同僚に冷やかされるほど、ボクは仕事に打ち込んだ。
そして、ボクが新居のための家産を増やすために尽力している最中に、
初美さんはよそ行きのストッキングをなん足も、彼の毒牙のための惜しげもなく愉しませ、破らせていった。
彼女の誕生日にプレゼントした純白のブラウスまでも、秘密の逢瀬の時にまとわれて。
熱情の痕跡が、放射状の真紅の飛沫となって染められて、
記念にとねだり取ったそのブラウスを、ボクは幼馴染から見せびらかされてしまっていた。

咬み破ったパンストを自分から脱いでくれと、良作が初美さんに望んだのは、挙式のひと月まえのことだった。
いつものように、良作に促されて覗く物陰から、いいわよという彼女の声を聞き取ると、
ボクは新婚生活をも、良作の手に塗り替えられるのだと察していた。
そして、そうであることに、なぜか忌まわしいという想いは少しもなく、
むしろドキドキと、胸はずませてしまっていた。

初美さんは良作を前に、咬み破られたパンストを、ゆっくりと脱いでゆく。
片方の脚だけ脱ぐと、良作は彼女の身体に手をかけて、二人は姿勢を崩していった。
彼の狙いが初美さんの首すじではなくて、股間であることも。もちろんすぐに、察しがついた。
彼は初美さんが腰に巻いたロングスカートを丁寧にたくし上げると、真っ白なショーツに守られた股間を露わにしていった。
ボクも、初めて目にする光景だった。
良作は、物陰にいるボクにも見えるように、初美さんの両脚を大きく開いてゆくと、
白のショーツのうえからおもむろに、唇を吸いつけてゆく。
初美さんはさすがに羞ずかしげに目を背けて、それでも従順に、ショーツの上からの唇の愛撫に、自分の秘所をゆだねていた。
くすぐったそうに唇を歪め、歯噛みをして。黒髪を揺らし、首を仰け反らせて。
覚えかけた妖しい快感に、耐えようとした。
良家の娘が決して冒してはならない過ちを、初美さんはむろん、きちんとわきまえていた。
「あくまで、吸うだけにしてくださいね。初めてのものはどうしても、直登さんにあげなければならないの」
声を潜めての彼女の訴えに、良作は鷹揚に了解の意を示した。
初美はほっとしたように肯くと、
きみのたいせつな処をもう少し愉しみたいという良作の申し出に随って、
身体を仰のけたまま、ショーツが濡れるに任せていった。
きっと――結婚した後は、ボクの新妻はすぐに、貞操を喪失してしまうのだろう。
けれども――もしも相手が良作だとしたら。
ボクはきっとよろこんで、新妻の貞操を彼の情欲のために捧げてしまうだろうと、もはや確信してしまっていた。

母は良作の父親に処女の血を吸われ、姉は良作の叔父にやはりそうされた。
そしてなによりも――母は嫁入り前に、良作の父に犯されていた。
姉もすでに嫁入り前に、良作の叔父と深い仲になってしまっていた。
それは、父から聞いたことだった。
もしも先方が望まれるなら、花嫁の純潔はお譲りしなければならないぞ――
実は父には、そう言い含められていた。
過去になん人もの少女の純潔を蝕んでいった彼の淫らな唾液が、ショーツを通して初美さんの身体の奥深くに浸潤してゆく。
クチュクチュ・・・チュチュッ・・・
唾液のはぜる音を忍ばせて、初美さんのスカートの奥に仕掛ける犯罪を。
ボクは息をこらして、見守るだけだった。

初美さんはなん度も、嫁入り前の股間を良作に許した。
そのたびにボクは呼び出され、自分の未来の花嫁がボクを裏切ろうとする有様を見せつけられた。
ボクに隠れてことを運びたくないのだと、良作はいった。
きっと、彼の言葉はそのまま彼の本音なんだろう。
そして、それとは裏腹に――
見せつけたい。
そんなどす黒い欲望も、彼は正直に打ち明けてくれていた。
凄く嫉妬している。
ボクの花嫁が不当に辱められるんじゃないかって、いつもハラハラしている。
ぼくがそういうと、
彼はとても満足そうに笑い返してくるのだった。

挙式を来週に控えた晩。
こんな遅くに電話が来るのかと思いつつ、ボクは良作の家の裏口にまわっていた。
深夜11時。
なのに初美さんは、良作の招きに応じている。
きょうの彼女のスカートは、真っ赤なミニスカート。
パンストは、いつもの肌色ではなくて、薄墨のようにうっすらと艶めかしい、黒のパンストだった。
「気合入ってるね」
良作がからかうと、
「やめてください」
初美さんは正直に、羞じらった。

墨色のパンストに包まれた初美さんの脚は、妖しく艶めかしく、
上品で淑やかなようにみえて、娼婦のように淫らにも映った。
健康に発育したふくらはぎを縁どって、絶妙なカーブを描くストッキングに、良作はわが物顔に、唇を吸いつけてゆく。
圧しつけられた卑猥な唇の下。
初美さんのパンストは、淫らな唾液にまみれ、ねじれ、ふしだらな皴を寄せてゆく。
激しく、しつように吸いつけられ舌を這わされてゆくうちに。
淡いナイロン生地は、凌辱に耐えかねたようにブチブチと微かな音をたてながら、裂け目を拡げていった。

まるでレイプのあとのようだった。
白い脚にまとわりついた、裂けた黒のパンストが、ひどく妖しくボクの網膜を射た。
パンストの向こう側でよく見えなかった初美さんの穿いているショーツが、例によってパンストを片脚だけ脱がされると露わになった。
初めて見る、真っ赤なショーツだった。
視てはならないものを視てしまったような気がした。
視たこともないほど薄地のショーツからは、淡い陰毛が微かに透けて見えたのだ。
「俺があの夜用に、プレゼントしたんだ」
あとで良作は、自慢げにそういった。
そんなことは、もちろんそのときのボクにはわからない。
あの淑やかな初美さんが、あんな刺激的なショーツを、ボク以外の若い男の前に曝すなんて――
良家のたしなみをきちんとわきまえていたはずの初美さんは、人目を忍んで深夜、良作に逢いに来て、
しかも真っ赤なショーツを露わにしているのだ。
「いいわよ、来て」
初美さんがそういうと、良作はおもむろに彼女の股の間に顔を突っ込んで、クチュッ・・・と音を立ててあそこを吸った。
自分の股間を吸われたような衝撃が、ボクの身体の芯を貫いた。
クチュッ、クチュッ、クチュウウッ・・・
密やかな音を忍ばせて、良作は初美さんの股間を吸いまくる。
そう、吸いまくるという表現が正しいほどに、
彼の唇は初美さんの潔い処から離れることなく密着し、吸い、また吸った。
初美さんはもう、立ってはいられずにくたくたと腰を落としてしまい、
ゆるくかぶりを振りながら、伝わってくる刺激をぞんぶんに受け止めている。

ガマンできなくなったら、途中で出てきても良い――良作には、そういわれていた。
けれどもボクは一度として、そうはしなかった。
不義の愉しみであったとしても、親友の幸せをみだりに妨げてはいけないような気がしたのだ。
ボクが思い切って部屋に入っていったのは。
彼が初美さんの股間から唇を離し、それから唇に唇を重ねて、熱い熱い接吻を交わし合い、
お互い名残を惜しむように身体を離しかけたときだった。

「直登さん・・・」
初美さんは絶句したけれど、ボクに知られているという予感を兼ねて抱いていたからか、さほどに驚いたようすはなかった。
「もっと早くに、俺の邪魔をすることもできたのにな」
良作の声色には、むしろ、「邪魔建てしないでくれて申し訳ない」という感謝の気持ちが込められていた。
身の潔白を証明しようと初美さんが身を乗り出して、徒労に終わりそうな抗弁を開始しようとしたのを、
自分でもびっくりするほど柔らかく、ボクは手で制していた。
「婚約解消はなしだぜ」
良作が悪びれずにそういうと、ボクはもちろんさ、と、こたえた。
初美さんは明らかに、ほっとした様子だった。

「どうしたいの?」
ボクが訊くと
「別れられない。別れる自信がない」
初美さんは、正直なことを告げた。
それは、ボクの心を踏みにじるような事実だったけれど。
「そうだよね」
と、ボクは同意を与えていた。
「お願いがあるんだ」
ボクは良作にいった。
「初美さんのことを、初美と呼び捨てにして欲しい」
「いまでも、そうしているよ」
良作は、悪びれずにいった。
「でも、きみから許可をもらえるのは、とても嬉しい」
彼はそう言ってくれた。
ボクは初美さんのほうを振り向いて、いった。
「花嫁の純潔は、誰に捧げたいと感じますか」
短い沈黙が、すべてを物語った。
このうえ、彼女になにかを言わせるべきではない。
ボクはそう思った。ボクを見つめる良作のまなざしも、同じ想いを告げていた。
「ぼくの花嫁の純潔を――きみにプレゼントするよ。どうか受け取って欲しい。
 ボクの前で、受け取って欲しい。今夜がボクにとっても、初夜のつもりだ――」

楽しい浮気ごっこが、すぐに始まった。
「お婿さんのまえで、裏切っちゃうのね♪」
血を吸われ慣れた初美さんは、もはや自分の白い肌に彼の接吻を拒むことはなかった。
それが飢えた接吻であれ、淫らな接吻であれ・・・
ボクは良作にしたたかに血を吸われ、身じろぎひとつできずにひっくり返った。
その目の前で、彼は初美さんに対して欲望を遂げる――
「いけないわ、いけないわ、お婿さんの前でだなんて・・・」
初美さんはさすがに羞じらい、腕を突っ張って、恋人の胸を拒もうとした。
せめてものこと、ボクに対して操を立ててくれようとする初美さんの気持ちが嬉しかった。
ショーツを良作のよだれにまみれさせ、陰毛までも濡らされてしまった彼女の純潔は、もはや良作の色に染めあげられている。
きゃあッ、きゃあッ・・・
はじける叫びをこらえかねて、彼女は身を揉んで羞じらったが、それはまるではしゃいでいるようにさえ見えた。
黒のストッキングを片方だけ脚に残したまま、初美さんは純潔を散らしていった。
初めての血が太ももにかすかに散るのが、
その血潮が良作の吐き散らした白濁した精液に上塗りされるのが、
スカートのすそ、洋服のすき間からチラついた。
何度も何度も、良作の逞しい腰が、初美さんのふっくらとした下肢にめり込んでゆく。
そのたびに初美さんはちいさく叫び、声をあげて、感動をあらわに振舞ってゆく。
「ああいけない、お嫁にいけなくなっちゃうこと私してる・・・」
初美さんは、両手で顔を覆って羞じらった。
ボクは彼女の傍らににじり寄って、しずかにその手を取り除けた。
「直登さん――?」
「きみが素敵な娘だというところを、ボクはもっと視たい。
 彼はボクの親友だ。花嫁を親友に気に入ってもらえて、ボクはとても満足している」
「直登さん・・・好き・・・」
初美さんの口から始めて、ボクを慕う言葉が洩れた。
そのひと言で、十分だった。
ボクは幼馴染の悪友のため、初美さんの両腕を抑えつけて、さらに何度も花嫁の凌辱を許していった。
「直登さん、わたくし、わたくし、この方に凌辱されているんだわッ!」
初美さんはそういって羞じらいながら、「ああッ、ああッ、ああッ!」と叫び、仰け反っていった。

未来の花嫁の純潔を、男らしく勝ち獲てくれた良作と。
当家の嫁のしきたりを忠実に果たした初美さん。
新婚初夜の床も、新居の夫婦の寝室も、きっと彼の精液に濡れてしまうだろうけれども。
ボクはとても、満足だった。
初美さんももちろん、満足だった。
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