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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

通勤用の靴下を破かれながら――ある家族赴任者の献身

2023年06月14日(Wed) 23:38:24

【あらすじ】
吸血鬼と共存する街に、それと知りながら赴任してきた男性。
一家を血を狙う吸血鬼を相手に、自分、妻、娘と三人三様に、あっという間に征服されてしまう。
自分の血がいちばんつまらない――と思い込んでいた彼は、通勤用の靴下に執着する吸血鬼に共感を覚えて、
脚に通した靴下を、すすんで血浸しにされてゆく・・・



アアアッ、なにを・・・
言いさしもせずに声を途切らせたせつな、吸血鬼は容赦なくガブリと食いついた。
首すじから血が噴き出して、ワイシャツとネクタイを濡らす。
恵村喜美則は眩暈を起こして、その場にくず折れた。
圧し伏せられたうえからなおも喰いついて来るのをはねのける力は、残っていなかった。
喜美則は、自分の血がゴクゴクと喉を鳴らして飲み込まれるのを、じかに耳にした。
眩暈が酷くなり、待ってくれ、待ってくれ・・・と言いながらも、意識が遠のいてゆく。
吸血鬼はなおも許さずに、喜美則のスラックスを引き上げると、靴下の上からふくらはぎに噛みついてゆく。
じわじわと滲む血潮が、靴下を生温かく濡らすのを感じた。
血に飢えた牙がなおもしつように、靴下ごしにチクチクと刺し込まれるのがわかった。
靴下を破るのが楽しくて熱中しているようにさえ思えた。
やめろ、やめてくれ。血がなくなってしまう――
全身の血を吸い尽くされてしまうことに、恐怖をおぼえた。
それさえ免れるのなら、靴下を破く楽しみくらいなら、またくり返してやってもよい――とさえ感じた。
血を吸い取られること自体は、苦痛に感じなかった。
血液が傷口を通り抜けるたびに伝わる疼きが、彼の胸を妖しく焦がした。
体内の血液をじわじわと奪い去られる感覚にあえぎながら、喜美則はその場に昏倒した。

その約30分後。
キャアッ、なにをするんです!?
喜美則の妻の綾子が、立ちすくんだまま声をあげた。
足許に買い物かごが落ち、中身が周りに散らばった。
迫りくる危難を感じた綾子は、本能的に飛びのいた。
けれどもそのまま、男の強引な抱擁を、真正面から受け止めてしまった。
同時に二本の牙がズブリと、綾子の首すじに埋め込まれた。
綾子は、空色のブラウスに濃紺のタイトスカートを身に着けていた。
都会育ちの夫人らしく、ストッキングも脚に通している。
飛び散った赤い飛沫が、空色のブラウスに不規則な斑点を散らした。
それは、ワンピースを透してブラジャーにまで、生温かくしみ込んできた。
綾子が尻もちを突いたまま後じさりするのを許さずに、男は彼女の身に着けているワンピースのすそを荒々しくたくし上げると、こんどはふくらはぎに食いついた。
うす茶のストッキングがブチブチと音を立てて裂け、血の飛沫がこんどは彼女の足許を濡らした。
ひいっ・・・
息をのむ綾子の足許に、男はなおも好色な唇をすりつけてゆく。
もう片方の脚も狙われた。
無傷な薄地のナイロン生地は、みるみるうちに卑猥なよだれに浸されてゆく。
ストッキングを穿いたままの脚を舐めまわされながら綾子は、相手の男にストッキングの舌触りを楽しまれているのを自覚した。
「なにをするの、失礼なっ!」
潔癖な憤りをねじ伏せるように、彼女のふくらはぎをふたたび、牙が襲った。
埋め込まれた牙が、吸いつけられた唇が、自分の血を強引に求めるのを彼女は感じた。
同時に、ストッキングの伝線が腰周りまで伝いのぼるのがわかった。
脚周りをしなやかにガードしていたなよやかなナイロン生地はジワッと裂けて、じょじょにほぐれていき、
彼女の下肢はゆるやかな束縛から解き放たれて、そらぞらしい外気にさらされてゆく。
男は綾子をその場に組み伏せると、ブラウスを剥ぎ取り、ブラジャーのストラップを音を立てて引きちぎった。
片方だけ脱がされたパンストを素足にまとわりつかせたまま、腰周りから抜き取られたショーツがむぞうさに投げ捨てられる。
39歳の人妻はワンピースを着けたままの恰好で、吸血鬼の凌辱を受け容れた。

そのさらに1時間後。
綾子は男を、家に引き入れていた。
男から強いられのか。
自分から引き入れてしまったのか。
もうどうでも良かった。
綾子はリビングのじゅうたんのうえで、着崩れしたワンピースをまだ身にまとったまま、
男の強烈で濃厚なセックスを受け容れていった。
娼婦になったような気分だった。
夫のことを考えるとかすかな後ろめたさが胸をさしたが、すぐになれた。
ただひたすら、上下動に身をゆだねているのが小気味よかった。
娘の綾香が帰宅したのは、その時だった。
「母さん、どうしたの?」
何も知らないのどかな声が、リビングに届いたとき。
獲物になった母親の淫らな姿をみなまで見せずに、
男はまだ年端もいかない綾香へと矛先を剥き替えた。
娘を守る義務を果たすこともできずに、綾子は失血のあまりその場に卒倒していた。
母の代わりに出迎えた男が、口許から血を滴らせているのを見て、
「ええっ、だれですか!?」
中学の制服姿の綾香は、健康そうな白い歯をみせてためらいをうかべた。
けれどもそれは、一瞬のことだった。
男が口許に滴らせた血の持ち主が母親だということに気づいたときにはもう、少女は吸血鬼の猿臂にセーラー服姿を巻き取られてしまっている。
逃れるいとまも与えずに、男は少女の足許に唇を吸いつけていった。
濃紺のプリーツスカートの下から覗く脛を覆う真っ白なハイソックスのうえから、
醜いヒルのように膨れ上がった赤黒い唇が吸いつけられる。
母親の血に染まったままの牙が、ハイソックスを食い破って少女の素肌を冒した。
キャーッ。
母親似の小ぶりな唇から、鋭い悲鳴が洩れた。
ごくん・・・ごくん・・・
十代の少女の血潮が、勢いよく飲み込まれてゆく。
痛がる叫びは、だんだんと弱まっていった。
少女をねじ伏せると、こんどは首すじに嚙みついた。
そしてゴクリ・・・ゴクリ・・・と不気味な音をあげながら、少女の生き血をさも旨そうに啜り獲ってゆく。
皮膚を破った牙からは、淫らな毒液が容赦なく少女の体内に注入されてゆく。
両親を毒した淫らな毒液が、少女の体内へと素早くそそぎ込まれていった。
「もう少し、もう少しだけ、あんたの履いてるハイソックスを楽しませてもらうぞ」
男の呟きに少女は、
「いいわ、いいわよ・・・どうぞ・・・いっぱい噛んで・・・」
と、熱に浮かされたように口走りつづけていた。
男の唇が嬉し気に貼りつくたびに、母親似の小ぶりな唇は、
「あん!・・・あんッ!」
と鋭い声をあげ、
そのたびに真っ白なハイソックスはバラ色のほとびに浸され、紅い領域を拡げていった――


「新記録だったそうだね」
喜美則は苦笑しながら、縁が生まれたばかりの悪友を見あげた。
勤め帰りのワイシャツに、赤黒い飛沫が不規則に飛び散っている。
帰宅そうそうのあいさつ代わりに、したたかに首すじを噛まれたのだ。
皮膚を破って力強く食い込む牙の切っ先に太い血管を冒されて、働き盛りの血潮をビュッと潤び散らされると、強い眩暈と疼痛が、喜美則の脳裏を支配した。
われとわが血潮を惜しげもなく貪らせ飲み味わわれてしまいながら、
喜美則は彼を征服した男の魔力を礼賛しつづけていた。
初めて噛まれた翌日に、ここまで許してしまって良いのか?という懸念は心のどこかにあったけれど。
それ以上に、訪れたばかりのこの街で初めてできた知友に満足してもらいたいという想いがまさっていた。

吸血鬼と共存すると聞かされて、おっかなびっくり訪れた街で、
うわべだけ平穏な一週間が過ぎ、
そのあいだに喜美則の一家の血液を享受する吸血鬼が、闇の奥で決められていた。
選ばれた男は勤め帰りの喜美則を襲い、買い物に出たその妻の綾子を襲い、
さいごに下校してきた綾香の血潮まで、その柔らかな肢体から抜き取っていった。
夫に対する襲撃から2時間足らずで、家族全員の血液が喪われたのだ。
喜美則が新記録――と称賛したのは、そのことだった。

「喉が渇いていたから、記録作れそうだったんだ」
3人の血を奪った男はこともなげに、そうこたえた。
よくみると、喜美則とほとんど同世代のようだった。
「ぼくの血じゃあ、つまらなかっただろうね」
喜美則が悪友を気遣うと、
「そんなことはない。あんたの血が旨かったから、娘の血がよけい欲しくなったくらいだ」
とこたえた。
父娘で血の味は似るからね――とうそぶくのを耳にした喜美則と綾香は、くすぐったそうに目交ぜをかわした。
「奥さんもイイ獲物だった」
男はなおもうそぶいた。
「美味しかった・・・んですよね?」
綾子がおずおずと尋ねる。
「ああ、じつに旨かった」
男の満足そうな顔つきに綾子は愁眉を開き、
「痛い想いをしたかいがあったわ」
客人のもてなしを自分の務めと心得る堅実な主婦の顔になって、安どの笑みを泛べる。
そんな妻のようすを見て、喜美則もまた嬉し気に笑んでいた。
「家内を気に入ってもらえて嬉しいよ。仲良くしてやってほしい」
「まあ、あなたったら――」
綾子は少女のように、頬を赧(あか)らめた。

「家族三人ながら、履いてる靴下を楽しまれちゃったわけだね」
喜美則は苦笑しながら、男を見た。
男は失血で眩暈を起こし尻もちを突いた喜美則の足許に這い寄って、早くもスラックスのすそをたくし上げにかかっていた。
自分から引き上げたスラックスの下、丈の長めの通勤用の靴下が、ふくらはぎの半ばくらいまで、行儀よく引き伸ばされている。
きょうの靴下は濃いグレーで、赤と黒の幾何学模様が渦巻いていた。
「きょうのも凝った柄だな」
男は喜美則の趣味を褒めた。
「気に入ってもらえて嬉しいね。いっぱい濡らして噛んで、愉しんでくださいね」
喜美則はいった。
男の貪欲な唇がふくらはぎに吸いつくと、喜美則は苦笑いを泛べた。
圧しつけられた唇が、じつにもの欲しげに這いまわり、
おろしたばかりの真新しい靴下に、好色な唾液を思う存分、すり込んでくる。
「よほど気に入ったようだね」
「侮辱するようですまない」と詫びる男に、
「侮辱してくれて構わない。ぼくも愉しんでいるから・・・」
と、喜美則はいった。
熱っぽく上ずった声色になっていた。
辱め抜かれる足許に見入りながら、気に入りの靴下を履いた脚を惜しげもなく、下品でしつような舌なめずりにさらしてゆく。
「男ものの靴下なんか、そんなに面白くないでしょう・・・?」
そういう喜美則の言葉を態度で否定するかのように、男は喜美則の靴下をしつように舐め味わってゆく。
「靴下を辱められるのって、むしょうに興奮するものですね」
グレーの靴下が唾液に浸され、しつような舌にいたぶられてずり落ちてゆくのを見つめながら、喜美則はいった。
「俺も同じ気持ちだ」
吸血鬼はそういうと、喜美則のふくらはぎにやおら咬みついた。
擦り傷ていどのダメージだったが、靴下を血と唾液で汚すにはじゅうぶんだった。
男はくり返し牙を突き立てて、喜美則は脚をくねらせながら、あちこち角度を変えて嚙みたがる男の要望に応えてゆく。
喜美則の好意の深さを示すように、彼の履いている靴下はあちこちに噛み痕と血潮のシミを、ふんだんに滲ませていた。
強烈な口づけのたびに、濃いグレーの生地に、赤黒いシミが拡がる。
薄地の靴下は派手に裂けていき、蒼白い素肌をちらちら覗かせてゆく。
愛人が熱いキスを重ねるようにして、男は喜美則の靴下に欲情し、なん度も唇を吸いつけた。
濃くて熱い接吻を重ねるたびに、被虐の悦びを覚え込んでしまったその皮膚に、つねるような疼痛をしみ込ませていった。

「さいしょのときに履いていた靴下も、貴男好みの丈の長めのやつで良かったですね」
喜美則はいった。
男の靴下なんかつまらないだろう。妻のストッキングや娘のハイソックスのほうが満足してもらえるだろう――と思い込んでいたのに、
吸血鬼は存外、喜美則の通勤用の靴下も気に入っていた。
真新しいナイロン生地ごしに唾液を擦り込まれる行為に、さいしょ感じた侮辱は根深く残っていたが、むしろその屈辱感が、ほどよい刺激とスパイスになっていることに、喜美則は気づいている。
喜美則はむしろ喜んで、靴下を履いた脚を辱め抜かれていった。
唾液に染まった靴下は、牙をあてがわれ、擦り傷だらけにされながら、こんどは血浸しにされてゆく。
やがて失血が、彼を心地よい陶酔へと導いていった。
喜美則はソファからすべり落ちて、じゅうたんの上に尻もちをついた。


傍らでは彼の妻の綾子が、はぁはぁと肩で息をしていた。
夫のように、失血にあえいでいるだけではなかった。
夫が帰宅するまでのあいだ不倫セックスを愉しもうと誘われて、吸血されながらの情事に息せき切っていたのだ。
男の請いを容れて、着衣のままのセックスだった。
夫が気に入りだったモスグリーンのカーディガンを羽織り、さいしょに犯されたときの濃紺のタイトスカートを腰に巻き、それをさながら制服でもあるかのように着こなして、
30代の人妻を辱め抜きたがる男の前、自らを餌食に供していった。

着たまま引き裂かれた朱色のブラウスは大きくはだけて、胸もともあらわになっている。
吊り紐の切れたブラジャーが、胸の周りからふしだらに浮き上がり、乳首を無防備にさらけ出していた。
「破って楽しんでもらうためにおしゃれしているようなものね」
綾子がいった。
「きみの洋服姿がそれくらい、魅力的なんだろう」
彼女の夫が応じた。
身体のすみずみまで生き血を舐め尽くされた彼は、男に支配されることにむしろ、心地よい陶酔を覚えている。
「それなら嬉しいわ」
綾子は満足そうに、白い歯をみせた。
さっきまでなん度も愛し抜かれ、スカートの裏地には淫らな粘液を塗りたくられていた。
股間はすでに、おびただしくそそぎ込まれた精液に狂わされていた。
夫の目の前での行為が、いまはたまらなく快感だった。
夫の前で喘ぎ悶えてしまうことに、恥を忘れて夢中になっていた。

さいしょに襲われた日、まだ夫以外の男を識らなかった綾子は、けんめいに抵抗した。
そして、初めて操を奪われたことを夫に認めさせるために、夫の目の前での情交を共用されたときもまた、羞じらい、うろたえ、抗いつづけた。
その有様を、夫は見せつけられるがままに覗き見し、見届けていた。
必死に操を守ろうとする妻がねじ伏せられて、首すじを噛まれ、衣装を裂き散らされながら辱め抜かれてしまうのを。
そして、いちど夫以外の一物の味を覚え込まされてしまった身体が、招かれざる客人を歓待しはじめて、さいごには心づくしのもてなしをねだり獲られてしまうのを。
「きみはあのとき必死に抵抗して、妻としての務めを立派にを果たした。
 淫らな習慣を力づくで覚え込まされてしまったことについて、きみにはなんの落ち度もない。
 きみは立派に抵抗することで、貞操堅固な人妻をモノにする悦びを彼に与えた。
 最愛の妻の貞操だけど、あんなにひたむきに蹂躙されてしまったら――
 きみにたいする彼の情愛の深さを、認めざるを得ない。 
 ボクはきみの夫として、きみに素敵な恋人ができたことを祝いたい」
吸血鬼はにんまりと笑んだ。
「彼女は自分から、わしの胸に飛び込んできたんだ」
避けようもない抱擁を真正面から受け止めたことを、綾子はいまだに羞じらっている。
けれども、あのあと自分のうら若い血を欲しがる吸血鬼を前に衣装もろとも辱められ、
ためらいながらも身体を開いていった記憶は、いまでも鮮烈だ。
夫の名誉を泥まみれにさせてしまったことにも、もはや後悔はなかった。
そして彼女の夫自身も、妻の名誉をふしだらに蕩かされてしまったことに、歓びを感じていた。
吐き出されたドロドロの精液が妻のショーツにまとわり着き、陰毛のすき間へとしみ込んでゆくのを、息をこらして見守ってしまっていた。

「父さんえらいね、妬きもちやかないんだね」
傍らで、下校してきたばかりの綾香が呟いた。
通学用の白のセーラー服には、14歳の血潮が花が咲いたようにほとび散っている。
処女の生き血は貴重だから、彼らもむやみに犯したりはしない。
けれども当然のように、ファースト・キッスはあっけなく奪われていた。
自分や両親の血潮の匂いをむんむんとさせた口づけに、無垢な少女は陶酔した。
真っ白な通学用のハイソックスに加えられる凌辱も、含み笑いをしながら受け留めた。
早くももう、3足めを脚に通して破かせてしまっている。
従兄の夏梅(なつめ)くんと約束した将来は、いったいどうなるのだろう?
たぶん綾香の純潔を勝ち得るのは、夏梅くんにはならなのだろう。
次の夏休みに夏梅くんを此処に招んだら、婚約者のふしだらをこころよく許容してくれるだろうか――


「受け容れる吸血鬼の数が、来週で6人になります」
R助役が硬い表情で、口火を切った。
市の方針で街に吸血鬼を受け容れるようになってからは、新設された市の専門部署が、吸血鬼に血液を提供する男女をあっせんするようになっていた。
助役の訪問を受けたМ事務所の恵村調整役は、謹厳な顔つきでR助役の報告に接した。
「少なくともそのうちの一人は、明日市内に到着します。
 新規の血液提供者を、どうしても6人確保しなければなりません。
 それに、人間の人妻を輪姦したがっている吸血鬼が9名います。
 3名づつの3組です。
 なので、複数の吸血鬼の相手をできる女性を、最低1名ご協力いただきたいのです。
 ほかの2名は、市役所で引き受けます。
 うちひとりは、わたしの家内です。
 ご協力いただく奥さまの心の用意もあるでしょうから――遅くとも今夜のうちには・・・」
「お引き受けしましょう」
喜美則はむしろにこやかに答えた。
「わたくしの社に、先週転入してきた20代の社員がいます。
 ご夫婦で赴任しています。
 此処の事情は事前に言い含めてますから、この際夫婦ともあてがってしまいましょう。
 それに、たまたまですが、わたしの両親と家内の両親が、お盆でこちらに来る予定です。
 二組の夫婦が着くのは明日の昼になりますが、経験者ですからすぐに対応できます。
 当座はその6人でしのぎましょう。
 あと、輪姦のお相手には、うちの家内を差し向けます。
 だんなに見せつけたい――みたいなけしからぬ要求がありそうですね?
 それなら、わたしも悦んで同伴します。いかがでしょうか?」
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