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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

夏休みの日記

2005年08月29日(Mon) 23:11:10

7月×日
同好会があった。きょうは本物の吸血鬼が来るので、新入生は血を吸われることになっている。
新入生は十七人。
わたしもそのなかの一人として、血を吸われちゃった。
首筋に咬みつかれたときの、ずずぅーーん、っていう感じが忘れられなかった。
血を吸われたあとは、みんな制服とかに撥ねた血を洗い落とさないで下校するのが規則になっている。
ハイソックスの子はところどころ血をにじませたまま、ストッキングの子は破れたまんま、履き替えたりしないで下校していった。
セーラー服に血をしたたらせたまま家に戻ると、母さんがそれをみて「よかったわねえ」といって、赤飯を炊いてくれた。
初めて生理になったときもそうやってお祝いしてもらった。
母さんの首すじにも、黒っぽいアザがかすかに浮き上がっている。
ハイソックス越しに私のふくらはぎにつけられたのとおなじ種類のアザ・・・
母さんも経験者。安心していいのかな。

7月▲日
私の血を吸った吸血鬼が家までやって来た。ビックリ。
もっとビックリだったのは、あの日私の履いていた靴下が気に入ったっていうこと。
十七人分、だれがどんなのを履いていたのか、全部覚えているんだって。\(◎o◎)/!
厚い薄いはもちろんのこと、織り目の深さや材質、古び具合までしっかりと味わうなんて、あまりにもマニアックすぎる!
初めて咬まれた記念にとってあるそのときの靴下は、都会の私立中学に通っていたときに毎日履いていた指定のハイソックス。たんすのひきだしから取り出してみると、咬まれたときそのままに、赤黒いシミがじっとりと浮いている。
まだいっぱい持っているので、きょうも履いてあげた。

8月×日
東京から早紀とミチルが遊びに来た。
頼んでおいたハイソックスも、なんと十足も買ってきた。
「ハイこれで一万円ね」とミチル(ひどすぎるー!(>_<))。
でも、これからお願いすることを考えれば、まあいいか。。。

8月◇日
今夜は村祭り。
おそろいの制服で見に行こうよ、って誘った。
早紀とミチルには、制服をもってきてもらっていたのだ。
浴衣を着たがる早紀をなだめすかすのが大変だった。
お祭りはひと晩じゃないからって・・・
久し振りの××(校名)の制服。なつかしかった。
三人肩を並べてハイソックスの脚で連れだってあるいていると、熱~い視線がほうぼうから注がれる。
ふたりとも、そんなことには気づいていないみたい。
風祭クンの家にお呼ばれして、そこで待ち構えていた男の子たちに、三人とも襲われて血を吸われちゃった。
もち、ハイソックスのふくらはぎにも咬みつかれて。
風祭クン、ぎゅうぎゅうとわたしの血を吸いあげるものだから、目が回った。
ほかの二人はもっとだったみたい。
でもさいごのほうではふたりとも結構ノッちゃっていて、ハイソックスに血を撥ねかしながらはしゃいでいたから、まぁ成功かな?

8月○日
夕べも村祭り。
早紀もミチルも専属?のお相手ができた。
お祭りが果ててからも戻ってこなくて、朝になってやっと戻ってきた。
早紀の浴衣にも、ミチルのTシャツにもびっしりと黒っぽいシミやら雑草やらがくっついていたけれど、そんなこと気づきもしないという感じで、ふたりともぼーーーーっとしていた。
服を洗濯してあげるときに気づいたけれど、ふたりの下着にはぬるぬると赤や白の体液がにじんでいた。
早紀のほうのがハデだった。かわいいと、一人じゃすまなかったりするし。^^;
大変だーーー! 疲れるんだよ、なん人も相手するのって。

8月▲日
夕べ二人は夕ご飯が終わるとふらふらとどこかへ出かけてしまい、結局ひと晩もどってこなかった。
「あらあら、おふたりとも藁くずたくさんつけちゃって。野宿でもしてきたの?」
母さん、やめなよ。ミエミエだって・・・

8月×日
お昼にふたりとも都会に帰っていった。
ミチルはいいにくそうに、
「処女じゃないんだー、私。悪いことしちゃった・・・今度おわびに加恵ちゃん連れてくるから」
加恵ちゃん、まだ小学生だよね。(-_-;)
早紀がウキウキと、
「また、会おうね。こんどは秋祭りかな?今度はママのこと連れてくるから」
早紀の彼氏になった吸血鬼、人妻さんも大好物なんだって。^^;

あとがき
なーーんのオチもないお話です。
村に移り住んだ都会育ちの少女が理性をすっかり犯されて、妖しい村祭りにクラスメイトを招待してしまう、というストーリー。
林間?されちゃったらしいお友達も、どうやら洗脳されてしまっているようです。
そういえば、血を吸われて下校してきた娘のために赤飯を炊くお母さんも、相当ヘンですよね~。^^
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コメント

少女の言葉遣いが
とても生き生きと書かれていて・・・もしかしたら、4人の妖花のお嬢さん達よりも素敵だったかもと旧作を読み返しながらしきりに関心してしまいました。
でも、小学生までは。
だめですよ! 年齢の上限はなしにしても下限はしっかりと設けましょう(笑)。
by 祥子
URL
2006-10-06 金 14:39:05
編集
どういうわけか時として、「魔」の語り口は少女口調がノリノリになるようです。

そうですねぇ。でもきっと。
このお姉ちゃん、なかなかスミにおけませんから。
わざとそういって、吸血鬼どもをケムに巻いたのでしょう。
悪戯なお兄ちゃんたちも、愉しみに待っているはず。
加恵ちゃんがも少しオトナになるときを。^^
(懲りてない・・・?^^;)
by 柏木
URL
2006-10-06 金 20:36:26
編集

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