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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

お留守番

2006年08月08日(Tue) 07:27:05

独りのお留守番が大好きだ。
そのときだけは、うちの主人はボクになる。
ママは、夕方まで戻ってこないはず。
ボクはいそいそとママの部屋に忍び込み、
そうっ・・・と箪笥の抽斗を覗き込む。
パンティやブラジャー。
そうしたロコツなものよりも。
どういうわけか魅かれるのは、ストッキング。
下着は直接見えないけれど。
腰まで行き着くストッキングは、しぜんと目に入るせいだろうか。
ママはいつも、肌の透ける黒いやつを好んで脚に通していた。

きちんと折りたたまれたストッキングは、ママの秘密を知るように。
抽斗の奥、ひっそりとしずかな光沢をよぎらせている。
どれにしようか・・・?
息を詰めて。品定めして。
きょうのお相手は、肌色のやつ。
先週学校の参観に穿いてきた、光沢のじわりと滲むタイプ。。
かすかに震える手で、つま先をさぐって。
それを自分のつま先にあてがって。
思い切って、ぐーん・・・とひざへと引き伸ばしてゆく。
あ・・・
しまった。
涙の痕のような伝線が、つ、つーっと音もなく、広がってゆく。
顔色がみるみる変わっていくのが、じぶんでもわかった。
がたがたっ。
玄関から、もの音がする。
鍵を開ける音だ!
えっ?どうして?
ママがよく忘れ物をする癖を、うっかり忘れていた・・・(><)

さっき、なにをしていたの?
ママは戻ってくるとすぐ、目を三角にして。
ボクの勉強部屋までとんできた。
肌色だからばれないだろうと。そのまま箪笥に戻して。
すぐさまお愉しみを中止して。
自分でも信じられないほど素早く部屋に戻って。
何食わぬ顔をしていたけれど。
カンのいいママのこと。すぐ気がついちゃったみたい。
ふだんまじめで大人しい子が。自分の下着に手を出していた。
母親としては、ショックなはずだ。
  もうっ。伝線しちゃったじゃないのっ。
ママはカンカンに怒っている。
  どうしてくれるのよっ。高いのよ?あなたっ。
???
怒りかたが、ちょっと違うんじゃないのかな?^^;
息子が母親の下着をイタズラ、していたんだぜ?
やらしい、とか。そういう怒りかたしないのかな・・・?
「こんどから、手を出すのならこっちの箪笥のやつだけにしてね。
 いいこと?右側の、桐の箪笥よ?」
いやに物分りの良い対応に。
ボクはばかみたいに、目を白黒させていた。

ママのお使いで、叔父さんの家に出かけたときのこと。
しまった。忘れ物っ。(><)
自分が忘れ物をするくせに。
ボクが忘れ物をすると、ママはひどく、ご機嫌がわるい。
そのくせきのうみたいに。
ママが忘れ物をしても。
どういうわけか、怒られるのはいつもボク。

玄関をあけて入ってゆくと。
いつも階下で家事をしているママの姿が見あたらない。
音ひとつしない、家のなか。
おかしいな。家にはいるはずなんだけど。
かまわないや。うまくすると忘れ物、ばれないかも。^^;
そうっ、と足をを忍ばせて。
二階の勉強部屋にあがってゆくと。
ボクの部屋とは正反対の、奥まった小部屋。
あれ?ドアが開いている。
よくないことだ。そう分かっていても。
忍び足は知らず知らず、小部屋のほうへと伸びてゆく。

・・・ぁ。
洩れてきたちいさな呻きにただならぬものを覚えて。
ボクは用心深く、そうっと中をうかがった。
ママは椅子に腰かけて、こちらに背中を向けていて。
組んだ足許には、見慣れないやつがうずくまっている。
そいつはストッキングを履いたママのふくらはぎにとりついて。
真っ赤なべろで、舐めていた。
えっ???
とっさに感じた。
いいなあっ。って。
男はにんまりとママのことを見あげていて。
ママのほうも、にこやかに相槌うっているみたい。
えっ?えっ?
男はひときわ強く、ママのふくらはぎに吸いつくと。
ぴりぴり・・・っ。
黒のストッキングにひと筋。
つ、つーっと走った伝線は、ひときわ鮮やかに白い肌を滲ませていく。
ボクがやったら、叱られるのに。
うらやましいヤツ・・・


あとがき
ストッキングをうっかり破って叱られる男の子。
家族に隠れて、破らせているママ。
色違いな感覚の持ち主どうしみたいです。
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