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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

子供のころの作文

2005年06月05日(Sun) 19:27:01

吸血鬼のおじさんは、どういうわけか長い靴下が好きだった。
同級生のY君に誘われて初めてお邸にいったとき、Y君は紺色のハイソックスをはいていた。
あとできいたら、ボクがたまたま、新しいねずみ色のハイソックスをはいていたので、吸血鬼にかませてやりたくなって、声をかけたといっていた。
お邸の奥のうす暗い部屋に通されると、Y君は、ぼろぼろの着物を着たおばあさんの吸血鬼のために、すすんでズボンをひきあげて、ハイソックスの脚をかませてあげていた。
家でわざわざはき替えてきた真新しいハイソックスに、おばあさんはよだれをしたたらせながら、唇を押しつけていた。

ボクは、50さいくらいの男の吸血鬼の相手をさせられて、Y君とおんなじように、ハイソックスの上からそのままかまれて血を吸われちゃっていた。
ちょっとチクチクしたけれど、思ったよりも、痛くなかった。
ちゅうちゅうと血を吸い取られていくうちに、頭がぼうっとなって、夢を見ているようないい気分になってしまった。
おじさんはやさしくて、痛くない?とか、加減はどうだい?とか、気をつかってボクにきいた。
ボクが本当に具合悪そうになったら、どんなに血が欲しくてもガマンしてくれるといってくれた。
慣れると血を吸われるのが気持ちよくなってきたので、もっと吸ってもいいよといったら、すごく嬉しそうにしてボクの首すじにかみついて、勢いよく血を吸いあげたので、ちょっとくらくらしてしまった。

ボクの血を吸い終わると、吸血鬼はボクの脚からハイソックスを引きずりおろして、脱がせてしまった。ハイソックスを引き伸ばすと、ちょっぴりついた血のシミをみて、嬉しそうに笑った。
欲しそうにしていたので、ハイソックスはあげてしまった。
ママには、はだしで遊んでいるうちになくしてしまった、とウソをついた。

Y君は、お母さんの言いつけで、三年生くらいのころから、よくお邸に遊びにきているといった。
この村で生れたY君は、男の子は中学に上がる前にこのお邸におじゃまして血をあげるのがこの村のしきたりだと、お母さんから教わっていた。
Y君のおかあさんも、よくここに血を吸われに来るらしい。
都会育ちのママはきっと、そんなことは知らないと思う。

吸血鬼のおじさんは、ボクの血がおいしかったといって、ボクに礼を言ってくれた。そして、来週また来て欲しいといわれた。
オーケーするとき、なぜかとっても、ドキドキした。
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