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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

艶に魅かれて 2

2006年12月23日(Sat) 02:15:03

ひらひら、ひらひら。
目のまえを蝶のようにたなびくのは。
ママの黄色いフレアスカート。
スカートの下の肌色のストッキングは。
ねぇ、こないだの、ちょっぴり光るやつを履いてくれる?
わざわざおねだりして履いてもらった、テカテカのやつ。
吸血鬼の小父さん、きっと喜ぶだろうな。
薄く透きとおるほど。ツヤツヤと、輝くほど。
破くのが愉しいっ、て。
お行儀悪く笑う小父さんに、ボクもお行儀悪く、笑い返していた。

怖いっ。
後ろからママに抱きついて。
そのじつ逃げられないように、つかまえてしまうと。
うえのほうで、ぐいいっと。
おじさんがママに噛み付く気配が伝わってくる。
あっ。噛んじゃった。咬まれちゃった・・・
甘い後悔と。突き刺さるような、衝動と。
ボクと小父さんのあいだに挟まれたまま。
ママの身体は、ゆらゆら、ゆらゆら。
妖しく揺れを伝えてきた。

きゅうっ、きゅうっ・・・
ボクのときと、おんなじように。
ママの血も吸い取られ、飲み味わわれてゆく。
むしょうに、小気味良い気分。
ママもボクと、おんなじになるんだね。
困ったわ。
小娘みたいに、はしゃぎながら。
かがみ込んでくる小父さんをまえに、ちょっぴり恥ずかしそうに脚をすぼめる。
吸いつけられた唇の下。
テカテカの薄いストッキングが、くしゃっ・・・とゆがみを走らせた。

道行く人の、皆が皆。
ボクたち母子を、振り返る。
それもそのはず。
ブラウスを剥ぎ取られた胸をあらわに。
ママはおっぱいをぷりん、と丸出しにしている。
黄色のフレアスカートの下からは。
チリチリに破けたストッキングが、ずり落ちていて。
ひらひらと、足許にまといついている。
草むらに、引き込まれて。
そのまま、モノにされちゃいそうになって。
まだ、パパだけのものでいさせてください、って。
手を合わせて、小父さんに頼んでいた。
どういう意味だか、わからなかったけど。
あのままイッたら、ママは魂を抜き取られ、別人にすり替えられてしまうのだと
子供心になんとなく、伝わってきた。

一週間ほど、経ったころ。
ママはしっかり、すり替えられちゃっている。
もちろんパパも、仲良くすり替えられちゃって。
今夜は公園、行くんだろう?
ユウイチ、ママのことをちゃんとエスコートするんだぞ。^^
ママはお姫様みたいにうっとりとして。
素直にパパの言いつけに従っている。
ふたりそろって、ツヤツヤとした長靴下で脛を彩って。
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