FC2ブログ

妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

報告依頼

2006年12月26日(Tue) 01:05:34

注意・すこしコアです。寝取られものがお嫌いなかたは、素通りして下さい。
あまり読まれたくない、という気分も正直あるので。


夫の独白
彼に妻を正式に引き合わせたのは、単身赴任がきまり、いよいよ来週から着任という慌しいときだった。
彼はわたしよりも二十ほども年上の既婚者で、わたしが子供のころからの付き合いだった。
ふだつきのワル、と陰口を叩くものもいたが。
少なくともいえることは、そうとうな女たらしだということだった。
身内でもずば抜けたステータスをもつ彼は、ひとをそらさぬ話術の持ち主で、さほど風采があがるというわけでもないのに・・・たしかに艶聞がたえなかった。
恥を告げるようだが。
かつては母とも、交渉のあった男性なのだ。
夜更け訪ねてきた彼のことを父が上機嫌で迎え入れたのを、よく憶えている。
かれを迎えるときの両親の和やかさが、かれの来訪を子供心にも嬉しいもの、楽しみに待つべきものという印象をもたらしていた。
彼を慕って、閉ざされた奥の部屋に行こうとしたわたしは、よく父にさえぎられたのだが。
「いま、向こうに行っちゃ、いけないよ。ママと二人で仲良くしているところだから・・・そっとしておいてあげようね」
そういうときの父はかならず、ほかの人に話したらいけないよ・・・そう付け加えることも、忘れなかった。
父はみずから、最愛の妻を彼にゆだねていたのだが、ごく幼いうちから彼と両親のそうした交わりをしぜんに目にしていたわたしは、人よりもちがう倫理観をもって育ってしまったのだった。
マゾヒズムの血は、父譲りなのかもしれない。
いつかわたしは、妻になにかあったときには彼にゆだねよう・・・心ひそかにそう決めていた。

妻は以前から、彼とは面識があった。
「正式に」引き合わせた、というのはもちろん、妻を彼の性的なパートナーとして捧げるための一段階だったのである。
もちろんそのときは、ごくふつうに三人で食事をしただけなのだが。
魔性の話術・・・身内でも有名な彼の声に妻がどうやら酔ってしまっていたのは、はた目からも明らかだった。
陰で、血を吸っているんじゃないか?
口の悪い身内がそんなふうに評するほどに、相手の女性は宴がすすむにつれてみるみる態度を和らげて、会う前とは別人のように打ち解けてしまうのだった。
妻はまじめで、どちらかというとそちらの世界には疎いほうだった・・・はずなのだが。
目のまえで、少女のようにウキウキし始めたんを目の当たりにすると。
さすがに、嫉妬心を抑えるのにすこし苦しんだことを白状しなければならない。
ためしに、ちょっと口を挟んでみた。
なにかあったときには、ボクどうぜんに頼りにしていいんだよ。
そんなふうに、告げたとき。
彼は間髪を入れずに「誘惑もアリかい?」と口を挟んだのだが。
そんなことをぬけぬけと口にするかれのことを、もうっ!と、背中を叩いたのは。
警戒心が強く誰に対しても頑なな妻にしては上出来だった。
もしも付き合うのなら、連絡だけはよこすんだよ。
念押しするわたしの言葉を真に受けたかのように。
意地悪ねぇ・・・
口を尖らせる妻は、どこまで本気だったのだろうか?


四月十七日 妻からのメール
そちらは落ち着きましたか?報告するように、とのことなのでメールします。
あのかたに、お会いしました。お買い物で荷物持ちをしていただいて、お昼ごはんをごいっしょしてお別れしました。

同日  彼からのメール
やあ。きょうは、奥さんとデートしました。^^
昼まえに待ち合わせて、買い物に付き合って。荷物持ちをして。
キミは、買い物の付き合いがよくないそうだね。
そのぶんよけいに感謝されたわけだから、ボクにとっては幸運だったが。
重かったけど。恵理子さんをベッドに放り込むときは。もっと軽いだろうね。^^
きょうの服は、きみが単身赴任するまえの日、3人で食事をしたときの地味なスーツ。(グレーのやつだけど、覚えてるかな?)
ストッキングも肌色の、あいかわらず地味なやつでした。
きょうの態度は、ちょっぴり堅かったかな?
きみがいないと、まだ緊張するみたいだ。
並んで歩いているところを見られるのが、恐怖みたい。(笑)
ま、ゆっくり落とすさ。またね♪

夫の独白
単身赴任して、一週間が経過した。妻の恵理子と、彼とをうまく結びつけるため。
三人で食事をしてからは・・・かれこれ十日以上も経っている。
わたしが当地に赴く直前。
渋る妻の背中を押すようにして、いちどはデートに送り出したものの。
何事もなく、夕方には戻ってきてしまった。
だって、子供の食事を誰が作るのよ?――-女はつねに、現実的だ。
彼のほうも・・・妻に対しては、ひどく慎重に構えている。
殻の硬い、プライドの高い、お付き合いが苦手な妻。
様子を見ている・・・というよりは、ためらっている・・・そんな気さえ漂っていた。
本気になると・・・ボクは気後れしてしまうのさ。
女たらしといわれた男の、案外それが本音なのかもしれないが。
どうやらやっと、物ごとが順調にすべり出したようだった。
パート先の男とか、見ず知らずの値打ちも定かではないような男とつるまれてしまうくらいなら・・・いっそ妻の相手は自分で選んでしまいたい。
妻のメールは、そっけないほどかんたんだった。
あとできいたのだが、かれが打つようにと、すすめたらしい。
そのほうがかえって、ボクが安心するのだから・・・と。
嫌だとなると、てこでも動かなかった妻。
しらずしらず、支配の手が伸びていることに。その支配に妻が服従し始めていることに。
どうしてこんなに胸が昂ぶってしまうのだろう?
食事の席で妻が見せた、若やいだ顔が目に浮かんだ。


四月二十八日 妻からのメール
明日は子供を連れて博物館に行きます。
道順が分からないので、子供が学校に行ったあとあのかたについて行ってもらって、道を覚えてきました。
ユウコはクラブ活動で、ご飯を外で済ませてきましたが、タケオのご飯を作らなければならなかったので、夕方までには戻ります。

四月二十九日 彼からのメール
やあ。奥さんからメールは来たかい?
まだ、ナイショってわけにはいかないだろうね。^^
きょうのイデタチは、ピンクのスーツ。
結婚前に着ていたやつだそうで、もう似合いませんねって、照れていたよ。
ストッキングは、グレー。今回はちょっと、光沢がかかっていたな。
色っぽいね、っていったら。すこしあわてていた。
帰りに、キスを迫ったよ。
道案内のお礼にって♪
でも、ダメだったー。(涙)奥さんまだガードが堅いね。
時間が迫っていたし、帰りを気にしていたから。
こんどはもう少し、タイミングをはかってみるね。♪じゃ、また♪

夫の独白
あれからきっかり、十日経っている。
妻のメールは、相変わらず短く、そっけない。
ごく事務的に、あったことを報せてくるだけ。
行間を深読みするのは、わたしの勝手だが。
いまのところでは、なにも出てこない。きっと本当に・・・なにも起こっていないのだろう。
彼の動きも、はずんだ語調のわりには、いつもの自信たっぷりな積極性を欠いているような気がした。
妻には関心がないのだろうか?
いや、きっとその逆だ。
彼からメールをもらったあと、折り返し電話をかけてみたときの。
青年のようにはずんだ声色が、すべてを告げているようだった。
きっと・・・拒まれることで。彼の制服欲はいっそう昂ぶり始めているのだろう。
キスを拒まれたおくやみを、心の底から口にする。
本命ほど、慎重に構えてしまうね。
いつになく低い声に、どきりとした。
直接会うよりも、電話やメールのほうが得意。
妻のそうした志向を察した彼が、さかんに電話でのやり取りをしていたのだと。
だいぶあとになってから知ったのだが。
妻を奪われてみたい。妻のなかの「女」を、いまいちど呼び覚まさせてみたい。
そんななか。妻が結婚前のスーツを出したことに、あらためて。
かすかな変化の徴候をおぼえる。


五月七日 妻からのメール
GWはいっしょにいられてよかったです。
きょうはあの方が家に見えられました。
ちょうど忙しかったので、なかにお招きすることはしませんでした。
子供たちも、いませんでしたし。二人きり、というのは、気づまりです。

五月七日 彼からのメール
やあ。単身赴任してもうひと月になるんだね。
だいぶ落ち着いたころかな。
こっちもひとつ落ち着いて、腰を据えて・・・恵理子さんを頂戴する算段に取りかかるところだ。
きょうは思い切って、家に訪ねていったけど。
あげてくれなかった。^^;
玄関で押し倒してキスを・・・って思ったけど。
猪突猛進は、まだ禁物のようだね。
連休中久しぶりにきみの顔を見たあとだから、きょうは挨拶だけ^^v じゃ、また♪

夫の独白
連休。ひと月ぶりに家に戻ると。妻も子供も、たいそうな歓迎振りだった。
どこにでもある、家族の団らん。そのなかにまだ一点の曇りもないことに。
一種の安堵を覚えている。ことが成就を迎えたときも。
こうした団らんは変わりなく存在するのだろう。
すくなくともかれは・・・そうやって夫を気遣うタイプの情人だ。
かれに妻を差し出している夫たちが、周囲にさえ少なからずいるのだが。
みな、不思議なほどに円満な家庭生活を送っている。
ちょうどかつてのわたしの両親のように。


五月九日 妻からのメール
彼からお誘いを受けました。
貴方がいなくなって、お買い物に付き合ってもらって以来です。
久しぶりの都会はいいですね♪ 若葉が輝いていました。
あのひと・・・きみも輝いているね、ですって。お上手ね。
子供たちは元気に学校に行っています。貴方も五月病にならないように。

五月十日 彼からのメール
やあ。相変わらず恵理子さんからメールは届いているかね?
まだ残念ながら、夫に内緒の付き合い・・・っていうところまでは進んでいないな。
でも、きょうはデートをしてきたよ。
紺のジャケットに、白のスカート。丈がひざ上までの、ミニだった。
ストッキングは肌色で、彼女には珍しく艶のあるやつだった。
色っぽいねって言ったのが、すこし効いたかな?
いっしょにお茶していても。
ときどき脚組み直したり、スカート引っぱり上げたり。落ち着かないようすだったけど。
ま、気のせいということにしておこう。
でもね。
きょうはとうとう・・・キスをゲット♪
例の美術館の、いちばん奥って、人がいないだろう?
帰りがけ、あのフロアでつかまえて。
ギュッて抱きしめて。奪っちゃったよ。
マシュマロみたいに、柔らかい唇をしているんだね。
まだ・・・黙ってて。
って、言われたけど。
いちおう約束だから、報告しておくよ。恵理子さんにはまだ、ナイショ♪
キミも、知らんぷりをしていてね。^^
どうだい?悔しいだろう?嫉妬、するだろう?
いいのかい?ほんとうに。
きみの恵理子を、ボクの恵理子に塗り替えてしまっても。
いまならまだ。引き返せるかな。もう、ムリかな?キミがどうしても・・・っていうのなら。重い止まるよう努力するけど。
でも・・・塗り替えてみたい。
キミの恵理子を、ボクの色に。
彼女はじゅうぶん、塗り替えるに価する。
どうか、ボクのくわだての邪魔をしないでくれないか?
一生のお願い。では。

夫の独白
妻のメールに、表情が出てきた。わたしを気遣う文面にも、真情がこもっている。
人の血が通っている文章。こんなたよりは、結婚前にすらもらったことがない。それくらい、筆無精だった妻。
変わったのは、たよりだけではないようだ。
妻の服が、華やいできた。
相変わらず正統派の装いだが。白のミニなどを履いているところなど・・・もうなん年目にしていないだろう?
そして・・・とうとうキス。
そこを目にしたとき。ずきん!となにかが騒いだ。
夫として、とうぜんだろう。
けれども、妻を護らなければならない・・・という意識ではなくて。
迎え入れる愉悦のようなものが、ぐるぐる、ぐるぐると・・・毒液のように全身を浸してくる。
キスを許したら。ほとんどの人妻は落ちるね。
さりげなく語っていた彼。
あれはたしか、従兄の嫁を落としたあとのことだった。
大人しく、貞淑そうだった従兄の嫁。
いまは夫をさえ交えて、嬉々としてかれとの夜を迎えるという。
妻もまた、塗り替えられてしまうのだろうか?
自分から求めていながら・・・焦りに似たものが、神経を尖らせる。
ふと気がつくと、かれにメールを打っていた。

メールを有難う。
恵理子は塗り替えられたら、どんな女になってしまうのでしょうか?
まじめ過ぎるほど、まじめな女です。
わたしのことを忘れて、貴男のもとに走るようなことは・・・よもやないとは思いますが。
状況さえ、ゆるすなら。
恵理子を貴男の恵理子に塗り替えてしまっても構わない。
苗字は、わたしのまま。
○○家の令夫人を、貴兄の情婦として捧げます。


五月十一日 彼からのメール
やあ。メールありがとう。感謝する。
キミのいうように。苗字はあくまで、きみのもの。
ボクは既婚者だが。キミの奥さんだったら、他所に囲ってしまおうかって。まじめに考えてしまったのだけど。
それはお子さんのためにも、よくないことだね。
恵理子さんを、あくまでキミの妻のまま・・・犯しつづけたいのだ。
そのほうが・・・キミも昂ぶってくれそうだから。
自分のものでありながら、盗られつづける。
快感、だよね?いまのキミにとっては。
マゾの血が、疼いてくるだろう?
決行は・・・そう、もうひと押しだけど。
まだまだ、慎重に構えるよ。
エモノが大きいからね。逃したくないんだ。
それから頼みがある。今週と来週は、ボクのために彼女のスケジュールを空けてくれないか?
もっと言ってしまうと、今回は帰京しないでもらいたいんだ。
キミが戻ってくると、迷いはじめた彼女の意識がまたもとに戻ってしまいそうだから。
ちょうどいま、いいトコだから。
気を逸らしたくないんだ。
いい返事を待ってる。では。

五月十二日 妻からのメール
ごめんなさい。疲れているの。
彼とはあれから、逢っていません。
でもきょう、なにかのついでだって、ちょっとだけ家に立ち寄りました。
よかったのでしょうか?脚を吸われてしまいました。それに、キスまで。
ごめんなさい。不実な女になってしまいそうです。
週末の午後に予定を入れました。子供たちは一日、お義母さまが預かってくれます。

夫の独白
はじめて妻が、わたし以外の男との情事をほのめかした。
どれほど心が揺れただろう?夕べは一睡も、できなかった。
苦しみから・・・ではなくて。わたしはそんな、健全な男ではない。
恥ずかしいことだが。どす黒い色をした愉悦が、ぐるぐると渦巻きつづけていた。
わたしは妻にも、メールを打っていた。

きみがマナーモードにしていることを願いつつ、打っている。
もう、こんな時間だからね。
こんど脚を吸わせて差し上げるときには、いつもよりすべすべとした色っぽいものを身に着けることをすすめます。
きみがいままでどおり、わたしの素敵なきみでいてくれるのなら。
なにもかもを忘れるひと刻を・・・
もしも眠れない夜を過ごしているのなら、このメールが安らかな眠りにつながることを希望します。



五月十二日 彼からのメール
彼女から、メール来た?
お宅にお邪魔したんだが。とうとう迫ってしまったよ。
きょうの服は、白のワンピースだった。
こちらはだいぶ、暑くなってきたからね。
彼女も、涼やかな薄着になっていた。
ブラジャーのストラップが透けて見えて、とても「女」を感じた。
つい夢中になって。
脚を見せてくれない?って。
薄々気づいてはいたと思うけど。
はじめて、面と向かってカミングアウトしてしまった。
ボクがストッキング・フェチだって。
彼女、男のひとって、みんな同じね、って。笑ってくれて。
ワンピースの裾をちょっぴりだけ、たくし上げてくれて。
お姫様がドレスのすそをつまむみたいに、エレガントに…ね。
彼女とキミとに、感謝しつつ、接吻♪
ツヤツヤ輝く、白のストッキングだった。
思わずぬるり・・・と、唇を這わせて。
彼女、ハッとして。脚すくめてたけど。
そのまましばらく、じっとしていてくれて。
好きなだけ、舐めさせてくれた。
それから、キスをして。
抱き合っていた。
美術館のときよりも、長い口づけ・・・。
人目がないから、むさぼるように吸ってしまったよ。
あの柔らかな唇を。まるで花びらをもみくちゃにするみたいにして。
昂ぶっちゃう、って?
こうして書いているボクだっていま、昂ぶっているんだ。
そのあと、耳もとで、囁いていた。もぅ夢中になってさ。
こんど逢うとき。きみのストッキングを破りたい、って。
無言で、頷いてくれたよ。
肌の透ける、黒いのを穿いてきてくれ・・・って、お願いしてみた。
週末に・・・って思ったけど。
あさって、逢うことにした。
間を空けて・・・彼女の気が変わるといけないからね。
平日だから・・・きみは、仕事だったな。
首尾よく姦れたら。携帯メールで、教えようか?ではまた。

夫の独白
妻のメールでは。逢うのは週末・・・となっていた。
そのあと届いた彼のメールでは、明後日と。
予定が急に変わっただけなのだろうか?
それとも・・・なにが起こり始めているのだろう?
美術館のなか、妻が彼にキスを許してから。動きが速くなっている。
遠く離れたわたしには、ついていけなくなるほどに。



五月十三日 妻からのメール
さいきん、お帰りがないですね。さびしいです。月末までお会いできませんか?
すこし急ですが・・・明日、彼に逢ってきます。
帰りが遅くなりそうなので、お義母さまにお願いして、子供たちを泊まりで預かってもらうことにしました。
貴方の好きな薄手の黒のストッキング、穿いて行きます。

夫の独白
とうとう・・・
とっさに、暗然としたものが、こみ上げてくる。
それが瞬時に、極彩色に塗り換わる。
薄手の黒のストッキング。
妻が操を喪うとき・・・ぜひ脚に通してもらおうと。かねて約束をしていた目印。
口下手な妻が、大胆な言い回しを使わないですむように・・・との配慮だった。
今日までは、知的で清楚な装い。
それを明日、淫靡に引き裂かれてゆくのだろうか・・・
子供たちを、泊まらせる。
母もすべてを、心得ているのだろう。
いつものように短い文面が、わたしの胸をぐさりと突き刺していた。


五月十四日 妻からのメール
ご報告します。
とうとう、貴方だけのわたしではなくなってしまいました。
彼と、身体の関係を持ったのです。
子供たちが学校に行ってから。彼と待ち合わせてホテルに行きました。
あとは、ご想像通りです。
ストッキング、破られました。貴方好みの、黒の薄いやつを。
ごめんなさい。恥ずかしいのですが・・・まだ少し、興奮しています・・・。
罪深い人妻より

五月十四日 彼からのメール
やあ。もう、聞いたと思うけど。
とうとう、恵理子さんを陥落させたよ。
キミに電話をしたときは、さすがに声がなかったね。
配慮が足りなかったと、すこし反省している。
まったく、どうかしていたな。ボクとしたことが。
でもそれくらい、嬉しいプレゼントだったのだよ。
ほかならぬ、キミの愛妻をモノにすることができたんだから。
人妻というだけなら、いままで数え切れないほど相手をしてきたけれど。
いちばん抱きたかったのが、キミのお嫁さん。
ヘンな感情だといわれるだろうけど。
キミがまだ独身のころから・・・ずっとキミの妻となるひとを狙っていたんだ。
すこし、ショックだったと思うけど。
一日も早く、状況を愉しめる心境になってくれることを期待している。
キミの恵理子を、とうとうものにしてしまった悪い男より

夫の独白
帰ったらご主人に、メールするんだろう?履いてくるストッキングの色を、忘れずにね。
そう、彼に言われた、という。
どこまでも行き届いた男だった。
妻を犯そうとする男に、賞賛を与えることに。
わたしの体を流れるマゾヒスティックな血が騒いでいる。
きょうのこのメールも。
わざと妻にさきに打たせた・・・ときいて。
夫婦ながら、支配されてしまったな。と。いいしれないほどの感情・・・

五月十四日 わたしから妻への返信
おめでとう。よくガマンしたね。
いままできみが捧げてくれた貞節に感謝する。
これからは彼にも可愛がって戴きなさい。留守宅を守る孤独がすこしでも癒されるように。
夫として、せつに希望します。
今月は帰京をあきらめます。いまのふたりは、仲良くなる機会をいちどでもよけいに持つべきだと思うので。
賢明な貴女は、そうしたことで家庭をこわすような行動には走らないでしょうから。
母もきっと、協力してくれるでしょう。ことあるごとに、相談してみてください。

五月十四日 わたしから彼への返信
交際成立、おめでとう。
妻の貞操は、いかがでしたか?美味しかったかな?
まえから自信はあったのだけれど。自慢の妻です。可愛がってもらえると嬉しいです。
いちど抱かれるごとに。ボクのなかで妻への誇りが増すように感じます。
当日のようす。本当はもっと詳しく伺うべきだったのですが。
(妻に不倫の勧めをした夫としての務めだと思うので)
でも・・・さすがに、絶句してしまいました。不覚です。
たしかにショックでしたが。もう立ち直っていますよ。
恥ずかしい感情ですが。かなりズキズキとしています。
恥知らずな悦びが、全身をかけめぐっている・・・そう申し上げておきましょう。
週末貴男がどんなふうに、妻を堕としてくださるのかと思うと・・・
報告はいままでどおり、お願いします。
独りの生活も、おかげでかなり刺激的なものになるでしょうから。
妻のもうひとりの花婿殿へ。
前の記事
妻のストッキングを穿く男
次の記事
山の中

コメント

コメントの投稿

(N)
(B)
(M)
(U)
(T)
(P)
(C)
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
http://aoi18.blog37.fc2.com/tb.php/711-294fe2bf