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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

凌辱ツアー

2006年12月26日(Tue) 22:21:33

村はずれの納屋に並んだ、男ばかりの行列は
みないちように、眼を血走らせ、じぶんの番がくるのを待っている。
奥から聞えてくるのは、愉悦を秘めた女の嬌声。
声があがるたび、行列は跳ね上がるように反応し、
早くしろ、あとがつかえている。
野卑なざわめきに包まれる。
納屋は三軒、並んでいて。
どの納屋でも、おなじ儀式が繰り返される。
行列のまえ、縛りつけられているのは。
声の主の、夫たち。
全裸に剥かれた股間は、ひどくそそりたっていて。
あからさまな揶揄に顔をそむけていても。
揶揄すらが、快感につながっているのだと。
全身で吐露してしまっている。
嘲りをうける夫たちが、しんからの屈辱にまみれないのは。
夕べ飲み干した毒酒の酔いがとまらないのと。
それ以上に、妻を犯すために並んでいる男たちの、
いつわりのない羨望と賞賛のまなざしのせいだった。
妻たちは、いやがっていない。
酒宴のさなか、都会ふうのワンピースを引き剥かれた女たちは、
じぶんたちの不運を快楽にかえていた。
のしかかってくるのは、逞しくて汗臭い、およそ都会の洗練とは似合わない男たち。
男、よりも獣、にちかい連中に蹂躙され、踏みにじられて。
それでも嬌声はいっそうの悩ましさを帯びて、夫たちをすら悩乱させる。
たいした魔法を使えるのだな。
村のおさは、夫たちに敬意を表して、
一週間、滞在するが良い。そのあいだ、村の女たちはお前らの自由にして良い。
生娘も、人妻も。だれひとり、自由にならない女はいない。
男としてのパラダイスをつきつけられて。
妻の貞操をむさぼり尽くされることを、夫たちもしぶしぶながら同意していた。

一日ふつかは、女という女に酔い痴れていたけれど、
やはり気になるのは、支配を受けている妻たちのこと。
だれ誘い合わせるともなく、集まったのは納屋のまえ。
やっぱり・・・な。
村のおさは満足そうに呟くと。
妻や娘を穢された村の男衆を呼び集め、
みせしめだ。縛りつけて・・・その目のまえで、女房どもを辱めてやれ。
ウフフ・・・ふふ・・・
迫るほうも。そして、迫られるほうも。凌辱をしのぶはずの女どもでさえ。
口辺に浮ぶ妖しい笑みをこらえきれなくなっていた。

破れたワンピースを身にまとい、裂けたストッキングをずり落ちさせて。
女たちは夫のまえ、なおも己の貞淑振りを発揮する。
感じてなんかおりませんわと、腰を振り、呻き声をたてながら。
太陽の照りつける、真昼間の草っ原で。
いい眺めだ。たかぶるよ。
体面を保つための縛めは、すでにとかれていたけれど。
夫たちは妻たちを、不埒で逞しい腕どものなかから救い出そうとはしなかった。
妻たちも、あらいやよ、御覧にならないで、
きゃあきゃあとはしゃぎながら、
ふだんは接することのない獣じみた逞しさに、わが身をゆだねきってゆく。
このままのスタイルで、帰りたいわあ。
さすがにそれは・・・と。
村のおさは・・・夫たちに着替えを取りに戻るため都会の家まで戻るようにと、命じていた。
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