FC2ブログ

妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

また、破かれてしまいました・・・

2006年12月27日(Wed) 23:13:51

また、破かれてしまいました・・・
婚約者の由貴子さんはちょっぴり迷惑そうに、ほほ笑んで。
つま先をさし伸ばす
グレーのストッキングの足許は、よほど熱っぽくあしらわれたのだろう。
皮膚を覆おう薄っすらとした艶に、かすかな裂け目を滲ませている。
いただくときはおもうさま・・・それが淑女に対する礼儀なのだよ。
もっともらしく囁く彼。
どんな顔つきで、わたしの由貴子さんに迫っていったのだろう。
ジン、と湧いた感情を察したものか。
まるで、逆撫でするように。
愉しいひとときでしたわ。あなたのいないところで・・・
ほんのり秘めた薄笑い。
憐れみでもなく、まして嘲りではなく。
白い頬に輝いているのは。あきらかな媚態。
いつされてしまうのかしら・・・
気遣わしげな横顔には、いままでになかった艶を滲ませていた。
前の記事
吸いたいんだろ?母さんの血を・・・
次の記事
真夜中の囁き

コメント

コメントの投稿

(N)
(B)
(M)
(U)
(T)
(P)
(C)
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
http://aoi18.blog37.fc2.com/tb.php/725-fd77c29e