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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

よってたかって♪ ~連作・四人の妖花たち

2006年12月28日(Thu) 07:44:57

うふっ♪ 美味しい。美味しいわっ。
あっ、ダメよ。裕美ったら。こんないい血を独り占めしちゃ♪
だって~。ひさしぶりなんだもの。処女の生・き・血♪
四人の妖花が、ウキウキと。
まるで花の周りを飛び交う蜜蜂みたいになって。
ひとりの少女を取り囲んで。
めいっぱい、おめかしした服を見せびらかすように。
淫らな舞いを、演じている。

えっ?えっ?
お姉さまたち、吸血鬼なのっ?
円のまん中にいる少女は、怯えのあまり両手で口をふさいでいて。
かろうじて、悲鳴をこらえている
だって・・・きれいなお化粧のしかた、教えてくれるって言うから。
まぁ。うぶなのね。そんな嘘を、信じたの?
いつも控えめな歌枝子まで。
謡うように、あやすように、少女を言葉でいたぶってゆく。

そんな・・・そんな・・・
血を吸われたら、死んじゃうっ。
いいえ。あなた。安心して。
そうかんたんに、死なせないわ。
せっかくものにした処女の血なんですもの。
ひと思いに吸い取るには、もったいないから。
怜悧な華代は、ほっそりとした指で思いきり、少女の肩を抑えつけて。
ひめやかな美声を、耳の奥まで注ぎ込んでいる。

素敵でしょう?お姉さまたち。
フフッ・・・と笑う裕美。
どお?わざわざあなたのために、おしゃれしてきたのよ♪
どこまでもあけっぴろげで、明るいみちる。
妖花たちは、舞うように。
少女の周りをぐるぐると。
かがみ込み、背伸びして。
あちらこちらと、咬みついてゆく。

あっ。いやっ。ああっ。ひっ・・・
ちいさな悲鳴があがるたび。
きゃっきゃとはしゃぐ、女たち。
さー、足伸ばしてごらん。黒のストッキング、いたぶってあげる~
裕美は少女の足許にしゃがみこんで、
お目あての通学用の黒ストッキングのうえから、
たっぷりとしたふくらはぎに指を這わせる

よかったわね~。裕美ったら、ストッキングの専門家なのよ~。
あくまでからかいの口をゆるめない、みちる。
そうねぇ。お姉さんたちもみぃんな。裕美お姉さんに破ってもらったのよ♪
ハデに破いてもらおうね。
華代も、歌枝子も、嬉しそうに頬を輝かせて。
少女の頬から、散った涙を舐め取っている。

ぬるり・・・と、少女の足許に。ピンク色の舌が這わされたとき。
お母さま。
円の中心にいた少女が、ふりあおぐ。
あら、あら。
少女とよく似た面差しをした新来の女。
落ち着いた物腰に、楚々とした足どり。
お姉さまたちに、かわいがっていただいているのね?
そうじゃないの。ふみかの血を、吸おうとしていらっしゃるの。
お母さんの応えは、少女の期待を正反対に裏切って。
あらあら。まぁまぁ。・・・よかったわねぇ。
あなた、処女なんでしょう?自慢してよろしいのよ。たっぷりと吸っていただきなさい。
さすがの妖花たちも。
新来の女には、一目置いているらしい。
さっきまでなれなれしく少女にすり寄っていたとき、崩した相好をあらためて。
ふぞろいに、頭を垂れて。
お世話になっていますわ。いつもいつも。
と、うって変わった礼儀正しさをみせてゆく。

あら。いいのよ。娘の血、お気に召したかしら?
スーツのすそから差し出された脚には、濃紺のストッキング。
まぁ・・・
きれい。
ストッキング・フェチな裕美ならずとも。
オトナの脚線美に、視線が集まる。
ふみかさん。お手本を見せてあげるわ。
こんなふうに、破っていただくのよ。
とりつくろったものをかなぐり捨ててすかさず飛びついたのは、やっぱり裕美♪
いただきまぁ~す。
と、言わんばかりに。
濃紺のストッキングに、早くもふしだらなねじれをつけてゆく。
まぁ。まぁ。お行儀のわるい。
口では軽く、裕美を咎めながらも。
己の脚に唾液をしみ込まされるのを。
ふみかの母は、とめようとしない。

ぶち・・・ちっ。
他愛なく裂けたストッキングを見せびらかすように。
ほら。
差し出された母親の脚を目の当たりに。
少女も覚悟を、きめたらしい。
あの・・・どうぞ。
通学用の黒ストッキングの脚を、おずおずと。
ストッキング好きなお姉さんのほうへと、差し伸べてゆく。
エモノがふたりに、なったわね♪
華代が嬉しそうに、呟くと。
四つの影は、ふたりの女に、思い思いにのしかかってゆく。


あとがき
しばらくごぶさただった、裕美・みちる・華代・歌枝子の女吸血鬼四人組。
暮れのご挨拶にと、まかり越したようです。^^
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