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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

愛でる。

2007年01月03日(Wed) 05:49:15

唇をさし寄せるのは。
薄墨色の翳を帯びた、左右の脛。
紙のように薄いナイロンの奥でこわばる、しなやかな筋肉。

呑み込むようにしゃぶり尽くすのは。
ストッキングにコーティングされた、可愛い足指。
紅いマニキュアにきっちりと縁どられ、
わが口のなか、妖しく震える。

慕い這わせる唇に。
なめらかな肌が、ぞくりぞくりと鳥肌を立てて。
われ知らぬ昂ぶりに目ざめ、ほてりを滲ませる。

食い入れた牙に応えるがごとく。
喉の奥までほとぶ血潮。
うら若き芳香漂わせ、秘めた慕情でわが胸を充たしゆく


あとがき
なんとなく浮んだフレーズを、キーの赴くまま叩きだしてみました。
今年もこのような感じで、「魔」の囁きを紡ぎ出してゆきます。
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慕う。
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百話。

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