FC2ブログ

妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

さいの目

2007年01月18日(Thu) 23:12:52

あてもなく、さいの目を振る。
からり、からりと空しい響きをたてながら。
さいは踊る、さいは戯れる。
人の世そのものを、あざ笑うように。

さいの目を振る。さいの目を振る。
空しい人の世を、占うように。
さいは跳ねる。さいは舞う。
人の心を、見透かすように。

さいの目を振る。さいの目を振る。
行ってしまったあのひとの心を追うがごとくに。
さいは響く。さいはすすり泣く。
からり、からりと、乾いた音で。
前の記事
行き着く先
次の記事
再あっぷ情報♪

コメント

答えは目が知っている
>あてもなく
そう書かれていても、こうして振り続けるさいころに求めるのは、未来への答えのような気がします。
己が意志で切り開く未来のなかで、時にさいころに縋りたくなる。
独りでいても時にお慕いする方の胸にこの身を預けたくなるような・・そんな気分でしょうか。
by 祥子
URL
2007-01-20 土 08:07:30
編集
>祥子さま
慧眼にもお目に留まったこのつぶやきは。
ほんとうに、つれづれに、つい口から洩れた言の葉だったのです。

からり、からりと無機質な音をひびかせるさいころが。
いつか、その身に、その心に、寄り添ってくるような。
そういう想いに囚われる夜。ありますよね。
気が弱くなっているときかもしれないですが。
by 柏木
URL
2007-01-21 日 22:58:04
編集

コメントの投稿

(N)
(B)
(M)
(U)
(T)
(P)
(C)
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
http://aoi18.blog37.fc2.com/tb.php/794-71346be1